日本応用数理学会誌2005年3月号

作成日:2006-08-18
最終更新日:

論文誌のとびらの言葉

論文誌の発展と活性化が必要不可欠であることを述べている。

困った。私には何も貢献できるものがないのだ。

嘆いていても仕方がない。読めるものは読んでみよう。 論文誌には3編の論文がある。

最初は、施設配置問題である。 施設配置問題とは、1つの施設と複数の利用者があるとき、 その施設が利用者にとって便利な配置を決める問題である。 利用者と施設の距離を直線で測るとき、 距離の平均を最小にする問題を Weber 問題(ウェーバー問題)というらしい。

問題意識は、どこにあるか。以下引用する。

「新たな鉄道路線建設に際しての施設計画においては、 各鉄道駅周辺の人口など沿線人口の予測が重要な項目であり、 精度の高い予測が求められる一方で、 予測精度に応じた施設配置計画が行われて然るべきと考えられる。」

最近の関心事は、2006年に滋賀県知事選に関係する、 栗東市に建設予定の新幹線新駅(仮称 南びわ湖駅)のことだ。 この論文が、このような駅の新設と関係するのかどうか、 私には想像力がないのでわからない。 (仮称)南びわ湖駅に関するQ&A (www.pref.shiga.jp)というページなどを見て、考えたい。

追記:このページは現在ない。 http://www.pref.shiga.lg.jp/machizukuri/kotsu/shinkansen/index.html に新駅をめぐる資料がある。(2013-12-28)

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MARUYAMA Satosi