日本応用数理学会誌2000年12月号

作成日:2006-08-18
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10巻4号である。 10周年特集で多くの方が寄稿されている。そのなかの尾形良彦氏の記事を読んだ。 尾形氏は統計数理研究所の研究員であり、部長は赤池弘次氏であった。赤池氏は尾形氏にこういっていたそうだ。

統計屋は本来行商人の如きものである.統計的方法という品物を売り歩き, 役に立つ品物を作るための材料を仕入れるのに現場に足を運ぶのを惜しまない.

統計屋の功績には統計的方法の提案やその性質の理論的解明などがあるが, 最高のものは各科学・技術の分野で統計学の応用の幅をひろげた時である.

まりんきょ学問所数学の部屋 ≫ 日本応用数理学会誌 2000年12月


Maruyama Satosi