日本応用数理学会誌2000年9月号

作成日:2006-08-18
最終更新日:

「有限温度密度行列繰り込み群とその数理」という解説を読んだ。 私にはわからないが、私も昔応用物理を専攻したいたこともあったことから少しだけ把握しておきたい。 以下引用する。

最初に,本稿で扱う `N` 個の原子が1 次元的に並んだ系に対して以上のこと を具体的に定式化しておく.各原子は 1 から `p` までの `p` 個の状態` ( sigma in {1, cdots, p} ) `をとれるとし, この `p` 次元線形空間を `ccV` とする.各原子の状態の直積 `| sigma_1 cdots sigma_N :) -= |sigma_1 :) ox cdots ox |sigma_N :)` によって張られる `D =p^N` 次元の線形空間,`ccX_N = ccV ox cdots ox ccV`,のベクトルとして全系の状態は表される.
` {: |Psi :) = {: sum_(sigma_1=1)^p cdots sum_(sigma_N=1)^p Psi(sigma_1 cdots sigma_N) | sigma_1 cdots sigma_N :) in ccX_n`

カッコのバランスが異様に悪いのは勘弁してほしい。なお、`|*:)` はケットベクトルである。

まりんきょ学問所数学の部屋 ≫ 日本応用数理学会誌 2000年9月


Maruyama Satosi