日本応用数理学会誌1999年6月号 |
作成日:2006-08-18 最終更新日: |
カーマーカー特許に反対し続けてきた著者が、 特許の無効性を信じて、公開の場で議論を行うために、 裁判所に対して上訴する決意を固めた、と述べている。
掃除機の電源のオン/オフについての洞察から、 研究における新しい発想の必要性を説いている。
普通、掃除機はホースにスイッチがある。 そのため、ホースに電源コードを通すことになり、 その結果ホースが重くなる。ホースを軽くするために、 リモコンを採用している機種もある。 ところが、ある機種では、ホースにスイッチはない。 掃除機本体にある。 その掃除機のスイッチはスリッパほどの大きさで、 足で操作するのだ。 著者は、この論文誌を 「従来にはなかった新しい発想が活発に発表される場となり、 それに触れることで知的好奇心が大いに刺激されることを期待したい」 と結んでいる。
私には残念ながら、知的好奇心がない。 好奇心を発揮させるための土台が不足しているからである。
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