日本応用数理学会誌1995年6月号 |
作成日:2017-11-04 最終更新日: |
「空間構造の形態解析」という解説がある。この解説には、形態解析は逆問題の一つである
という一文がある。
形態解析と対比されるのは構造解析で、以下引用する。
構造解析では,形態,境界条件, 外力を指定し, 応力や変位等の応答を解析する. 一方, 形態解析では, 外力および応答を指定して形態(あるいは, その一部)を解析する. 構造解析の流れを順方向とする形態解析の流れは逆方向となっている.
外力や応答を決めておけばどんな形ができるのだろう。無数にいろいろな形ができるに違いない。 事実、解説を読んでいくとそのような意味にとれる個所がある。ということは、デザイナーはいらなくなるということなのだろうか。
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