小坂 哲也、立石 宏昭:音楽療法のすすめ

作成日: 2010-01-31
最終更新日:

概要

感想

面白かったところは2箇所ある。まず、はじめに。いきなり広島弁である。

  ♪あーあーあー、あこがれーの、ハワイーこーおろー♪
  (笑い声)
  「懐かしいのー」
  「この曲は、どなたが歌われてましたか?」
  「あれは……、えーと、誰じゃったかいのー。あー、そーじゃ、そーじゃ、岡晴夫じゃ」
  「イイ歌ですねぇ」
  「ほんまに、ええ歌じゃのー」
  「いつ頃、流行った曲ですか?」
  「戦後じゃったかのぉ」
  「ここに昭和23年と書いてありますね」
  「この曲は、大竹出身の石本さんが書いたんじゃ。ほんまはハワイ航路じゃのおて、
   別府航路を見て作ったんじゃげな。当時はハワイもんがはやっとったけえのぉ」
  「へぇー、そうなんですか。よくご存知ですねぇ」
  「へへへ。この歌をうとおたら、元気になるのぉ」

ここで「大竹出身の石本さん」とは、石本美由起のことだろう。私はこの名前を聞くと、JASRAC 理事長としての肩書が浮かぶ。

次は替え歌である。

胸にしみる 空のかがやき
今日も遠くながめ 涙をながす
情けなくて 情けなくて
とてもやりきれない
このやるせない モヤモヤを
だれかに 告げようか
書 名音楽療法のすすめ
著 者小坂 哲也、立石 宏昭
発行日2006年5月31日(第1刷)
発行元ミネルヴァ書房
定 価2200円(本体)
サイズ??
ISBN4-623-04587-8
特記事項南越谷図書室で借りて読む

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MARUYAMA Satosi