概要
英語教師におくる、英語指導につながるための指南。
感想
黒田さんは言語学、特にロシア語などスラブ語族の専門家のはずだ。 教員生活の最後は英語を教えていたのは知っていたけれど、 英語を前面に出す本を書いたのはどういうわけだろう、 そう思ってこの本を借りた。
借りてみて読み始めてうっかりした。 どうも読者の対象は、中学校や高校の英語教師にあてたもので、 英語に興味のある一般読者ではない。しかし読み進めていくと、 そんなことにおかまいなしに楽しめる。
なんといってもいいのが、著者と二人の高校教師のあわせて三人がおりなす会話だ。 いい雰囲気だなあ。酒を飲むときも必ず英語の話題という。この三人は本当に尊敬している。 その点、わが身を振り返ると恥ずかしい。音楽仲間と飲むときに必ず音楽の話題かというと、 そうではないからだ。そして、コンピュータの連中といてもコンピュータの話題ばかりではないし、将棋の連中といても将棋だけにはひたりきれない。困ったものだ。
途中はすべてはしょって、終わり近く、英語教師が習得すべき外国語が掲げられている。 まず、学生時代に単位を取得した第2外国語を習得する。 それから、中国語と韓国語、という。そうか。 韓国語はハングルが難物。たしかに。 中国語は漢字を使っていることだだけが日本語と似ていて あとはまったく別物、という意味で必要ということだ。 私の本棚には韓国語の教科書や読みものはあるが、 中国語の教科書はまったくない。やろうかな。
書誌情報
| 書名 | ぼくたちの英語 |
| 著者 | 黒田 龍之助 |
| 発行日 | 2009年11月30日(初版) |
| 発行元 | 三修社 |
| 定価 | 1600円(本体) |
| サイズ | 判 |
| ISBN | 978-4-384-09645-3 |
| その他 | 草加市立中央図書館で借りて読む。 |