加藤 秀俊:隠居学 |
作成日: 2013-05-03 最終更新日: |
著者が隠居として調べた記録。
著者は一流の学者である。だから、ちょっとしたことでも調べる好奇心がある。 またそれを自分で考えたり人に聞いたりすることができるから、 時間だけはたっぷりある隠居として、理想の隠居生活を送れる。つまり標題は、 「隠居が行った学問」の意味である。
ところが私が欲していたのは、「どうすれば凡人は隠居になりあがれる(成り下がれる)のか」 という問いで、この本を読み終わっても肩透かしを食わされた気がしたものだ。 本当の隠居になるためには、むしろ「ご隠居」という生き方(飛鳥新社)のほうがいい。
書 名 | 隠居学 おもしろくてたまらないヒマつぶし |
監修者 | 加藤 秀俊 |
発売日 | 2005年 |
発売元 | 講談社 |
定 価 | 2800円(税込) |
サイズ | |
ISBN | 4062683911 |
その他 | |
NDC | 049.1 雑著 |
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