学研（編）：グランド現代百科事典

概要

全２０巻＋地図２冊からなる、大きな事典

地理の勉強

俺が高校生になって、柄にもなく「勉強をしたい」と親に言った。すると親がいうに、 そういえば、学研の売り子が家に来て百科事典を書いませんかと勧誘があったという。 いや、売り子が来たあとで、親が俺にどうする、と聞いてみたのかもしれない。 俺は欲しいと言ったので、この20巻＋別冊2が家に来た。俺はちょくちょくこの事典を使っていた。 特に地理の勉強で使うことが多かった。たとえばフィヨルドとは、海峡とは、コニーデとは、回廊とは、そんなことを調べていた。 しかし、家族のほかの者は誰も使わなかった。

俺が就職して実家から離れ、実家は引っ越しをすることになっていた。 そして親から、百科事典は古本屋に売るからね、と連絡が来た。 俺には愛着があったが、自分の住まいも狭いので引き取ることもできない。処分について承知した。

関連リンク

• 学研 グランド現代百科事典（1970年代発行） (netlog.jpn.org)
• 小学館 世界原色百科事典

書誌情報

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