中村 達也:ガルブレイスを読む

作成日: 2016-11-03
最終更新日:

概要

経済学の巨人、ガルブレイスについて。

感想

冒頭は次のとおりである。(前略)ガルブレイスは、経済学の歴史上、最大の学者ではないかと思います。ほぼ、そう断言できます。 いきなりすごいことを言って大丈夫なのだろうかと思いきや、なぜならば、彼は、二メートルをゆうに越える身長だからです(笑い)。 まちがいなく、最大の学者です。と落とす。これで、この本にすっきりと入っていける。

経済学という学問と経済という実体

ガルブレイスのレトリックには華がある。それを読むだけで楽しいが、考えを進めるのには力がいる。 ちなみに、この本ではガルブレイスの主要な著作の評があるが、 よく知られた「不確実性の時代」についての評はないので注意したい。

書誌情報

書 名ガルブレイスを読む
著 者中村 達也
発行日1988 年 3 月 10 日
発行元岩波書店
定 価2400 円(本体)
サイズページ、
ISBN4-00-004894-5
その他岩波セミナーブックス

まりんきょ学問所読んだ本の記録中村 達也:ガルブレイスを読む


MARUYAMA Satosi