遙 洋子:女ともだち

作成日:2010-05-23
最終更新日:

概要

著者が出会い、大切にしてきた女ともだちについて、語り尽くす。 友達の条件、私の女友達、師と仰ぐ女友達、女友達の周辺、なぜ女友達なのか、 の計5章からなる。

感想

ひとつひとつが本当に面白かった。これらは実話として、本当によくできている、 と思うぐらいだ。もちろん、実話として私は読んでいる。 ちなみに、この本はつれあいが借りてきてつれあいがまず読んだ。 おもしろい、というので私も一緒に読んだ。

男性の身に引き寄せて読むと、こういう個所が気にかかる。 216 ページから 217 ページにかけての小見出し「主婦と独身は友達になれるか」 の部分を引用する。蛇足だが、遙さんは独身である。

独身女性と家庭のある女性とは友達になれるだろうか。答えはイエス。 ただそれにも条件がある。

夫を優先しない主婦、であること。
(中略)

つまり私が思う“いい男”を選んだ女性たちだけが、女友達として付き合える。 妻の喜びを優先してやれる男、 自分の喜びを声高に要求しない男という“いい男”だ。

私は男である。私が“いい男”になるかどうかは私の自由である。 さてどうするか、私が考えなければならない。(2010-05-23)

書 名女ともだち
著 者遙 洋子
発行日2008年12月24日(初版)
発行元法研
定 価1300円(本体)
サイズ
ISBN978-4-87954-748-4
その他越谷市立図書館(南越谷)で借りて読む。

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MARUYAMA Satosi