ITCケース研修 |
作成日: 2003-06-23 最終更新日: |
ITCになるためには、15日間にわたるケース研修を受講する必要があります。 小生が受けた15日間のケース研修の様子を少し御紹介します。
ミニケースは5日間で、経営側か技術側に特化した事例研究を行う。 スルーケースは10日間で、経営の上流から情報化が完了し、運用に乗るまでを通した事例研究を行う。
1日めである。
2日めである。
3日目で、もうこの日は懇親会である。私は迷ったが,出席した。 翌日の情報処理試験を受けることになっていたからだが、 いまさら勉強しても遅いと判断したからだ。
通算6日目である。
通算7日目である。
通算8日目である。
通算9日目である。
通算10日目である。
通算11日目である。
この日は、前回までのクラスとは別のクラスになり、 新たなチームワークにより討議と発表を行なう。年輩の方々は頼りになりそうで、 若い方も元気があっていい。
この日の討議と発表で、契約に関する問題があった。私が、 「(企業対企業の)個別契約は個々の法律より優先するとあるが、 契約の中には無効となるようなものもあるのではないか」と尋ねた。 これに対して、インストラクターはその日のうちに調べて答えて下さった。 ありがたいことである。ちなみに、答として挙がったのは、 労働基準法(のうちのいくつか、最低賃金など)、公正取引に関する法律(独占禁止法のことか)、 下請代金支払遅延防止法などがあるようだ。 ちなみに、消費者対企業の契約に関しては、消費者保護法があるようだ。
この日は私が所属しているグループでの懇親会である。 翌日は友人の結婚式があるのでどうしようか迷ったが、 「ITCは研修よりも人のつながりを作る機会である」という知人のことばを元に結局出席した。 6割程度の出席率。
場所は両国駅近くの居酒屋。 インストラクターは4人全員が来るが、そのうち一人は早々と退散する。 1分以内で自己紹介をするようにということになったが、 みな自己紹介が長い。よくもこれだけ話すことがあるものだと感心する。 私は30秒で終わってしまった。 決まりを守ることより、自分を宣伝することを優先すべきなのだろう。
もうすぐ終わり
今日、「CobiT マネジメントガイドライン第3版」の邦訳が配布された。 今まで CobiT はバインダーのリファレンスに怪しげな資料としてあったのみだが、 本年(2003年)の5/30に発行されたばかりということで、私はこのときに受講してよかったと感じた。
ところが、私のグループのある方はがっかりしていた。このCobiTマネジメントガイドラインを 原語版、邦訳版ともに自費で購入してしまったそうなのである。そこで、講師の方がいう。
「このスルー研修が始まる前に皆さんに言っておかなければいけませんでした。CobiTマネジメントガイドラインの 邦訳作りに参加したITコーディネータの方がいるのですが、 その方からこの邦訳をお配りする予定であることを受講者に伝えてくれ、と頼まれていました. ところがすっかり忘れてしまいました.もし、この本を2冊3冊もっている方がいましたら、 その2倍3倍の分だけしっかりと勉強してください」
スルー研修の後半、特に開発・運用のところを飛ばしてしまった。それは、 今日午後特認の対象者の試験と、その対策の講義の時間を用意したためである。
課題は、午前中いっぱいで、ITCをからませた寸劇を作るようにとのことである。 原課題は自己紹介であるが、ここのインストラクターの意向で寸劇となった。 各班で趣向をこらしており、なかなか笑える内容だった。 ここで詳細が紹介できない(忘れてしまった)のが惜しい。
各班の寸劇に対して、インストララクターの講評があった。 最後に4人のインストララクターから激励のことばがあった。 そのうちの X 先生からのものを一部紹介する。
コンサルタントの心得
午後は、3つのグループに分かれる。第1は特認で勉強をする人たち、 第2は、ポイント制の仕組みを聞く人たち、 第3は自習の人たち。私は特認で勉強をする人たちの場所に向ったつもりだっ たが、来た場所は自習の人たち用であった。 後で、もうひとりの方が来たが、この方も私と同じように勘違いしたらしい。 すると、スタッフの方が「特認で勉強をする人たちの部屋はぎゅうぎゅうで暑いですよ」という。 私達2人は特認勉強部屋へ行くのをあきらめて、自習室でおとなしく勉強した。
これが約1時間半。その後、修了式が30分ほど行なわれた。
特認の人たちは、いよいよ試験である。30問を45分で解く。自習で勉強した部分は出るだろうか。 試験開始で問題文を開いた。あまりわからない。なんとか埋めて、45分を待った。
試験が終わった。もう一つのグループと合同で打ち上げを行う。
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