HTML Living Standard & CSS3/4 対応。
HTML の各要素の解説で、コンテンツモデルの中に「パルパブルコンテンツ」という名称がよく出てくる。
パルパブルコンテンツ(palpable contents)とは、本書 p.205 の解説によれば、
コンテンツモデルがフローコンテンツ、もsくはフレージングコンテンツとなる要素
であるという。
palpable とは「明白な、明瞭な、触れることができる」という意味だ。ふむふむ。
p.108 で、<wbr> が、折り返し可能な箇所を指定する要素として取り上げられている。 この例に出てきているのが、アリストパネスの戯曲「女の議会」に登場する架空の料理である。 こんなところでアリストパネスが登場するとは驚いた。
本文中にはあちこちで HTML Standard
という記述がある。これは、HTML Living Standard のことだろうか、と不安になった。
そう思って p.40 を見てみると、なお、本文中では HTML Living Standard を HTML Standard と記載しています
とはっきり書いてあるではないか。
p.516 キーワードの説明で bule
とあるが、正しくは《blue》だろう。
書名 | できるポケット Web 製作必携 HTML & CSS 全事典 改訂版 |
著者 | 加藤善規 & できるシリーズ編集部 |
発行日 | 2020 年 2 月 21 日 初版 |
発行元 | インプレス |
定価 | 1880円(本体) |
サイズ | B6 版 |
ISBN | 978-4-295-00828-6 |
備考 | 川口市立図書館で借りて読む |
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