Ian Sommerville, Pete Sawyer: 要求定義工学プラクティスガイド

作成日: 2006-12-23
最終更新日:

悩みと解決

ソフトウェアのライフサイクルでいつも悩むのは、どのようにしてやりたいことを伝えるか、 受け取るか、といったことだ。そのやりたいことである要求を引き出し、まとめ、伝えるために、 専門の工学ができつつある。それが、要求定義工学、あるいは単に要求工学と呼ばれる分野である。 もちろん、ソフトウェアに限らず、お客さんの要求(要件)を形にすることはどんな場面でも必要である。 だから、この本もソフトウェアに限らず、多くの分野で役に立つと思う。

ここに述べられているのは全部で 66 のガイドラインであり、取捨選択は組織の自由である。 しかし、重要なガイドラインが10あり、これらはコスト節約効果が高いとされているので、 まずこれらから試してみるのがいいと思われる。

英語がわかる人であれば、この本(原著)の Web ページ (www.comp.lancs.ac.uk) 現在はリンク切れ (英語)を見て、おおよその見当はつくだろう。

著者の読み方

著者の読み方に困るが、イアン・ソマーヴィルとしておく。サマーヴィル、 ゾンマヴィル、サマヴィルという読み方もあるようだ。

書 名要求定義工学プラクティスガイド
著 者Ian Sommerville, Pete Sawyer
発行日年月日
発行元共立出版
定 価円(本体)
サイズA5判 ページ
ISBN4-

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MARUYAMA Satosi