相吉 英太郎、 志水 清孝:数理計画法演習

作成日 : 2012-01-04
最終更新日 :

概要

数理計画法はシステム最適化のための数学的方法論である。 本書は数理計画法の中で非線形計画法を中心にしてその基礎理論と計算手法をまとめた演習書である。

使ってみて

この分野では数少ない演習書であり、計算を自分で行おうとするときに結果をチェックできるように数値が載っている。 共役勾配法における PR 公式が説明されていなかったり、 準ニュートン法において BFGS 公式が DFP 公式より優れているという記載がなかったりするが、 それらは別の本で補えばいいだろう。

誤植など

誤植は次の通り。

ページ/行
p. 93/l. 4 `mathbbx^0=(0,3)^T ` とた. `mathbbx^0=(0,3)^T ` とした.
p.152/l.19 `(Ⅱ) => (Ⅰ) ` の証明 `(bar Ⅱ) => (Ⅰ) ` の証明
p.179/最下行から2行目ザブルーチンサブルーチン

ささいなこと

印刷されている書体では、著者の一人は、吉の字が相𠮷 英太郎と土+口になっている。

数式の記述

数式は ASCIIMathML を、 数式表記は MathJax を用いている。

書誌情報

書 名数理計画法演習
著 者相吉 英太郎、 志水 清孝
発行日
発行元朝倉書店
定 価円(本体)
サイズA5判 ページ
ISBN

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MARUYAMA Satosi