副題は「リアルタイムに動く画面を描く。プログラマー直伝の基本」。
わたしはグラフィックスそのものより、モダン JavaScript という修飾語に惹かれて借りたのだった。 結局なにをもってモダン JavaScript だったのかはよくわからなかった。変数宣言キーワードの最初で、 var を使う(p.34)とあったので、これはモダン JavaScript だったのだろうかと疑ったが、 その後、let と const の紹介があった。その後、p.38 で「変数宣言キーワードの取捨選択」というコラムがあり、 そこでは、《(中略)var よりも、let や const を使うべきです。》と解説されていた。 なんだ、それなら var を解説しなければいいのに。
さて、モダン JavaScript を意識した記述として、 アロー関数の紹介、class の利用、また、Promise を利用した非同期処理の記述があった。 また、比較の構文である厳密比較と抽象比較を紹介し、基本的には厳密比較を使うべし、という注意があった。 一方、モダン JavaScript といっても、map、reduce、filter などは出てこない。
それで肝心のグラフィックスのほうはどうかということなのだが、そこまで読み進められなかった。
書 名 | [ゲーム&モダンJavaScript文法で2倍楽しい]グラフィックスプログラミング入門 |
著 者 | 杉本 雅広 |
発行日 | 2020 年 1 月 31 日(初版第1刷) |
発行元 | 技術評論社 |
定 価 | 2700 円(本体) |
サイズ | A5 判 ページ |
ISBN | 978-4-297-11085-7 |
その他 | 越谷市立図書館で借りて読む |
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