Glenford J.Myers, Tom Badgett, Todd M.THomas, Corey Sandler：ソフトウェア・テストの技法 第2版

 作成日： 1999-12-07
最終更新日：

概要

テストのことについて書かれた本として古典的な本。

感想

「与えられた３つの数字が三角形の辺の長さであるためにはどのようなテストが必要か」 という問いから、多くの体系が導かれる。 しかし、現実問題として，テストを必要なだけできるわけがない。 しわ寄せはたいていテスト部門に来る。 テスト部門の悩みは尽きない。まだ完成していない製品、 自分たちの使い方がわからない製品のテストを開発部門から依頼される。 開発部門の常でマニュアルはまだ作られていない。 不十分なままテストを行なっていると， 開発部門の都合で一方的に仕様が変えられる。 そのおかげで今まで行なっていたテストの結果がパーになり、 再度初めから行なわなければならない。 今までやってきたテストだから必要なし、といって手を抜くと， 開発部門によくある

により、前のテスト結果が意味をなさなくなることがよくあるからだ。 本の感想ではなくなった。

その他

私は初版も持っていたが、いまはどこにあるのかわからない。おそらく処分したのだろう。 初版ではサンプルコードが PL/I で書かれていた気がする。この第2版は Java などになっている。

原著はすでに第 3 版が出ている。

書誌情報

書　名ソフトウェア・テストの技法 第2版
著　者J. マイヤーズ, T. バジェット, M. トーマス, C. サンドラー
監訳者長尾　真
訳　者松尾　正信
発行日2009 年 3 月 31 日（第2版第3刷）
発行元近代科学社
定　価3200円（本体）
サイズA5判
ISBN978-4-7649-0329-6
その他

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