有理数の関数とクラス

作成日 : 2022-08-27
最終更新日 :

JavaScript における有理数

今度は有理数を表すクラスを考える。各所で、JavaScript Primer の「クラス」の章
https://jsprimer.net/basic/class/
を参考にした。

クラスの名前を Racionalo とする(エスペラントの「有理数」の意味)。 次のコードでは、分子 n (エス : numenatoro)と 分母 d (エス : denominatoro) の値を持つ Racionalo というクラスを定義する。 コンストラクタ関数(英 : constructor)の中でインスタンスオブジェクト(this)の n と d プロパティに値を代入して初期化している。

class Racionalo {
    // コンストラクタ関数の仮引数として `n` と `d` を定義
    constructor(n, d) {
        // コンストラクタ関数における`this`はインスタンスを示すオブジェクト
        // インスタンスの `n` と `d` プロパティにそれぞれ値を設定する
        this.n = n;
        this.d = d;
    }
}

// 1. コンストラクタを`new`演算子で引数とともに呼び出す
const rationalo = new Racionalo(3, 4);
// 4. `Point`のインスタンスである`point`の`x`と`y`プロパティには初期化された値が入る
console.log(racionalo.n); // => 3
console.log(racionalo.d); // => 4

数式の記述と表現

数式記述には ASCIIMathML を使っている。 また数式表現には MathJax を使っている。


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