§372 強い否定と弱い否定 |
作成日:2013-01-19 最終更新日: |
否定語句の品詞を紹介し、強い否定と弱い否定の例を示す。
日本語では、否定や打消しはふつう「ない」とか「なし」とかを使う。 また、単語となっているものでは「非」を使う。もっとも漢字では似たようなものとして 「非」のほかに「未」、「不」、「無」、「反」、「否」などがあるから考えないといけない。
否定の意味を肯定系で表す日本語は、私はほとんどしらない。 詩人の川崎弘さんが挙げていた、九州の方言「おろよか」(あまりよくない)がその例外である。
エスペラントでは、否定を表す語句としては、ne がある。例の 9 x 5 の表では nen が否定を表す。 その他、否定の意味を表す語句がある。
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