§43 物質名詞

作成日:2010-07-30
最終更新日:

物質名詞は1個、2個、というような数え方ができない。数量を表す場合は、形か、容器か、単位を決めて表す。 物質名詞に応じて、形はある程度決まるので慣用的な使い方がある。 日本での数え方に(1本、1枚、1冊など)にちょっと似ているが、日本は物質名詞でなくともきまった数え方がある。

私など、家具 (furniture) に対し、家具一台を a piece of furniture というように piece を使うので困惑している。

エスペラントでも事情は同じで、物質名詞には unu peco da skrapgumo (消しゴム1個)などのようにいう。 文房具では、kajero (ノート)、krajono (鉛筆)は物質名詞ではないのに、消しゴムは違うので注意が必要だ。

まりんきょ学問所ことばについてことばと文法 > §43 物質名詞


MARUYAMA Satosi