Haskell の初歩から説き起こす
私には高度であり、なかなか読み進められなかった。
p.38 に変数の命名という column があり、次のように説明されている。
x0
、f''
、imageWidth
、baby'sName
、_larĝo
などはすべて正しい変数名です。
最後の変数名の例である _larĝo
で使われている ĝ は、まずまちがいなくエスペラントの文字だ。
それに、larĝo にはエスペラントで幅という意味がある。エスペラントを使ってくれているのでうれしい。
p.222 では、オブジェクトの持つミュータブルな変数について、 スコープが重なりあい依存関係が発生すると修正・拡張が難しくなると言い、次のように締めくくっている:
ある問題を解決しようとした際に、その依存関係によって他の問題が発生し、 そちらをさきに片づけなければならない、問題を刈っても刈っても終わらないヤクの毛刈り(yak shaving)発生の一因となります。
著者の一人である逢坂氏の「逢」のしんにょうは、書籍では1点(近の部首など)であるが、コンピュータ上は2点(辻の部首など)の「逢」 しか出てこない。
書名 | Haskell 入門 |
著者 | 本間 雅洋、類地 孝介、逢坂 時響 |
発行日 | 2017 年 10 月 10 日 初版第1刷 |
発行元 | 技術評論社 |
定価 | 3280 円(税別) |
サイズ | |
ISBN | 978-4-7741-9237-6 |
その他 | 越谷市立図書館で借りて読む |
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