フォーレ : 生涯

作成日 : 1998-05-09
最終更新日 :

フランスの作曲家、 ガブリエル・ユルバン・フォーレ( Gabriel Urbain Fauré ) についての生涯について、少しまじめにまとめた。

年譜

音楽のことはあまり触れずに、履歴書のように記した。

できごと
1845年 5月12日、フランスのアリエージュ県パミエで生まれる。
1854年 ニデルメイエール音楽学校に入学。 ここでしこたま宗教音楽で鍛えられる。
1861年音楽学校の先輩であり教師であった、カミーユ・サン=サーンスと知り合う。 彼とは長いつきあいとなる。 歌曲『蝶と花』Op.1 を作曲する。作品番号のついた最初の作品であった。
1865年 ニデルメイエール音楽学校を卒業する。 以降各地の教会オルガニストを転々とする。
1877年 婚約者ヴィアルドーとの婚約がヴィアルドーにより破棄される。
1883年 マリー・フレミエと結婚。フレミエの父は有名な彫刻家。長男エマニュエル誕生。
1889年次男フィリップ誕生。
1896年パリ国立音楽院作曲家の教授に選ばれる。
1903年耳の障害に気付く。
1905年パリ国立音楽院院長就任。
1909年フランス学士院会員。
1920年パリ国立音楽院院長辞任。
1924年最後の作品『弦楽四重奏曲』Op.121 を完成。 11月4日パリで没す。享年79。

作品の特徴

ピアノ曲、歌曲、室内楽が多い。少数ではあるがオーケストラ曲、合唱曲、オペラもある。

彼の音楽の特徴として精妙な和声があげられることが多い。 またメロディーメーカーとしての側面もある。 しかし、本気を出したときのリズムの取り扱いは聞き物である。 また特に晩年の室内楽で、 ソナタ形式における第2展開部の扱いを確固たるものとした功績も認められていい。

人物の特徴

まりんきょ学問所フォーレの部屋 > 生涯


MARUYAMA Satosi