C マガジンを読む(2000年 8 月号)

作成日: 2002-04-28
最終更新日 :

誤植

広告を見ていたら、ソフトバンクパブリッシングのビジネス選書のある本の宣伝に、 『成功するベンチャー企業の「定右」に迫る』とあった。これは「定石」でしょう。

メモリリーク

特集1の「メモリ・ファイルの操作を極める」を見た。 メモリリークは私の担当したプロジェクトでも頭の痛い問題だった。 メモリリークツールを使って該当個所を探すのも、またリークを退治することもまた骨だった。 メモリリークをさけると今度は「使われないメモリがどんどんたまってくる」という問題が出てくる。 増井俊之氏のいう「富豪的プログラミング」であれば心配はしなくてすむのであるが、 なかなかそうもいっていられないのだった。

ところで、 C++ 上での上手なメモリの扱い方として、コンテナデータ、すなわち配列、 リスト、ツリー、ハッシュの4通りが紹介されている。 ツリーについては明示的には触れられていないが、 データ構造で map や bag を使うときは、内部で二分木(実際には 2-3-4 木 = 赤黒木)が 実装されていることを頭に入れておくといいだろう。


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MARUYAMA Satosi