著者は原子力発電所の想定外事故に対する運転ガイダンスに関する、 人工知能研究をしていたそうである。 そのときの研究結果では、モデルベース診断が有効であるとの結論だったという。
さて、この間の柏崎刈羽の原子力発電所での事故では、 運転ガイダンスというものはあったのだろうか。 仮にあったとした場合、役に立ったのだろうか。
2011年 3 月 11 日に起きた事故がある。同じ問いを投げかけないといけない。 この間の福島第一原子力発電所の事故では、 運転ガイダンスというものはあったのだろうか。 仮にあったとした場合、役に立ったのだろうか。(2011-05-29)
まりんきょ学問所 > 人工知能 > 人工知能学会誌を読む(1999年 7 月号)