IN THE BEGINNING

1963年12月、伝説のクラブ・ア・ゴー・ゴーでのライヴ。
このアルバムは、サニー・ボーイ・ウィリアムソン(ライス・ミラー)
を迎えて行われたギグのうち、アニマルズのみで演奏した部分を
収録したもの。これには大まかに三種類あり、一つはサニー・ボーイ
が飛び入りでドラムを叩いたCジャム・ブルースを収録したもの。

次に、サニー・ボーイの飛び入り部分をカット、さらに冒頭の
二曲分のクレジットを一曲にまとめたうえ、エリック・バードン
のMCが一部カットされているというとんでもないもの。

最後に、CD時代になって、サニー・ボーイとの共演部分を併せて収録
したもの。

この他にも、散々いろいろな形でリリースされている。
録音があまりよくないのは仕方がないとして、その内容は実に素晴らしい
ものだ。アニマルズというグループが、いかに優れたセンスを持っていた
かを知るには、もってこいのアルバム。この熱気が、コロムビア時代の
録音では大幅に失われているのが残念。

ちなみに、アナログ時代にはサニー・ボーイ・ウィリアムソンとの
共演部分のみを別にリリ−スしていた。このアルバムに収められている
「Nobody But You」は、エリック・バードンとサニー・ボーイとの共演
による掛け合いが実に素晴らしい。未経験の方は、ぜひご一聴のほどを。

SONNNY BOY WILLIAMSON WITH THE ANIMALS

ERIC BURDON

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