HAPPY IN THE CITY OF FOOLS / PYX LAX (MINOS-EMI : 7243 591602 2 1)

1.Echography 2.In The City of Fools 3.We Drank No Wine 4.Night Bow 5.Someone Wrote "Save Me" On the Wall 6.Happy 7.Jellyfish 8."Flip Site Europe" 9.All My Angels Falling 10.Goodbye Perefidious Love 11.(I Can't Get No) Satisfaction 12.This Joy 13.I Looked Yonder 14.Those Familiar Dreams 15.If You Can Hear Me Tonight

 ギリシャのロックバンド、Pyx Laxの新作(2003年夏の時点)。南ヨーロッパのバンドというと、他には…僕は知りません(^^;。フェニックスはルーマニアですが、東ヨーロッパになるのでしょうか。…地理の勉強からやり直した方がいいですね(^^;

 音は、聴く前はプログレと民族音楽を折衷したようなものかなと思っていたんですが、わりと素直な、落ち着いたロックでした。ゲスト目当てで買った僕ですが、このバンド自体もとてもいいですね。エリックのほかには、Steve Wynnが7.、Marc Almond(当然バンドのあれではないです)が9.でヴォーカル参加しています。

 エリックは5.にゲスト参加。ヴォーカルをとっています。ここ最近のエリックの録音というと懐メロ・ライブが多く、しかも歌も演奏も粗めであまり好きになれませんでしたが、これは悪くないですね。もっと歌えるはずだ!と思ってしまう所もあるんですが、エリックの歌は近年の録音にはなく落ち着いています。バックの演奏も粗さが無くていいですね。

 問題なのは、これ、CCCDなんですね。EMIだから注意すべきだったんですが、通販サイトの画像はもっと小さかったので、まるで気づきませんでした。店頭で見ればきっちりわかるんですが、まさかギリシアまで行かれしませんし。音については、どうでしょうね…。最近の録音自体、軽くてぺらいドンシャリ録音が多いので、これだけが特に良くないのかどうか、僕にはちょっと判断がつきません。僕の安物CDプレーヤーでは特に問題なく再生できましたが、やはり信用できないんですよね。実際、ケヴィン・エアーズのCCCDでは再生できなかった、という事例を聴きます。裏面には、あらゆるハードで再生可能、と謳った後で「一部機器で不具合の可能性あり」と注意書きがあります。

じゃあだめじゃん! 

尚、下の写真はジャケット表にあるポケット内のカードを裏返した状態でスキャンしたもの。アルバムはブック仕様で、中綴じブックレット26p。英語とギリシャ語の両方で曲目、クレジットおよび歌詞が記載されています。ここでは、英語タイトル、表記を仕様しました。というか、僕のPCではギリシャ語使えません。

ERIC BURDON