英国通算2枚目のアルバム。ファースト同様、アニマルズのメンバーが憧れ、熱心に聴いていたR&B、ブルーズを中心とした選曲になっている。このアルバム中、よく注目されるのがジミー・リードのB-2。同時期のブルーズをベースとしたビート・バンド達もカバーしたこの曲、アニマルズのバージョンは特に異彩を放っている。大胆にアレンジを変えたようでいて、実は他のカバーよりも忠実なのではないかと思ってしまうときがある。どこか洒落たものを感じるのは、やはりアランのセンスなのだろうか。しかし、ジョンのリズムやヒルトンのギター・リフも、実にクールにキマっていることを考えると、やはりアランだけにこの手柄を持っていくのはどうかと思ってしまう。 このアルバムを最後にアランは脱退。後任にはまずツアーのみのメンバーとしてミッキー・ギャラガー(後のブロックヘッズ)が参加した後、元マイク・コットン・サウンドのデイヴ・ロウベリーが加入する。 |
これも各国でジャケットが違っている。下は内容がまるで違う
アメリカ盤
そして、これは『アニマルズ No.2』というタイトルで若干内容の違う
日本盤