この絵を描き終えたとき、僕はかなりショックでした。「違う、これは僕が自分のサイトに求める雰囲気とは
まるで違うものだ」というのが正直な感想です。風の子の表情(?)やポーズはなかなか気に入って
いるのですが・・・。この原因が人魚さんにあることを確信した僕は、これ以上人魚さんを登場させる
わけにはいかないと考えました。
・・・というわけで、人魚さんはどこかへと去って行きました。ここに登場している刀舟は、人魚に恋した
男の悲劇を知っていたので、「人魚に惚れちゃあいけないよ」と風の子に諭しているのですが、どうやら
手遅れだったようです。
ところで、この絵に仕掛けがあるということに気づいていた方は、何人くらいいらっしゃるんでしょうか?
人魚さんの最後の挨拶が、この絵には隠されています。