1.Inside Looking Out 2.Don't Let Me Be Misunderstood 3.Monterey 4.Lawdy Miss Clawdy 5.When I was Young 6.Hey Gyp 7.See See Rider 8.San Francisco Nights 9.Star Spangled Banner 10.Sky Pilot 11.House Of The Rising Sun 12.You Got Me Floatin' |
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恐らく、去年（2000年）のうちにリリースされていたのだろう、オフィシャル・ライヴ・ブートレッグの最新盤。まず、長いことレパートリーとして取りあげられなかった「孤独の叫び」から始まるのだが、正直、少しがっかりしてしまった。年季の入った渋い解釈でこの歌を聴かせてくれるのではなく、ただ月日の流れの残酷さだけを思い知らされたような、そんな気分。もし僕が、一度もこの歌を聴いたことがなければそんなことは感じなかっただろうと思う。しかし、かってこの曲を吹き込んだ頃と比べると、どうしても見劣りがしてしまう。「シー・シー・ライダー」でも、それを強く感じた。とどのつまり、いずれもレパートリーに復帰して日が浅いから、今のエリックに相応しいアレンジができていないのだろう。でも、たとえぶっつけでも度肝を抜かれるような演奏を、ファンとしては聴きたい所だ。悲しい。 アメリカ国家の演奏は、モロにジミの影響。ギターも、完全にジミのコピー。何気ないことのようだが、こういった所に今のエリックが前に進めていないような印象を受けてしまう。 期待していたニュー・アルバムの発表もまだなく（2001年7月現在）、代わりにリリースされるものといえば、過去の音源かこの手の懐メロ・ライブばかり。憂鬱はつのる。 |