Hilton Valentine

アニマルズのギタリスト。1963年、ワイルド・キャッツからアラン・
プライス・コンボに加入。1964年の大ヒット、「朝日のあたる家」の
アレンジはアラン・プライスではなく彼の手柄だという意見もあるが、本人
は5人全員のものだと言っている。その言動から、メンバー1お人良しな印象
を受ける人物。1966年のアニマルズ解散後は、元ヤードバーズのポール・
サミュエル・スミス、後の10CCのグレアム・グールドマンとバンドを組むと
いう噂もあったが、結局の所実現せず。1969年、唯一のソロ・アルバム
『All In Your Head』をリリースしているが、80年代には故郷に戻り、再び
ワイルド・キャッツを結成して、地元のクラブで演奏していたようだ。一般
にはそれほど注目されていないギタリストだが、実に味のある音をきかせて
くれる。ドラッグで身をもち崩さなければ、あるいは名を上げていたかも
しれない。その後、93年まではアリゲーターズというバンドで活動、
自主制作のテープなどを販売したりしていた。そのバンドのヴォーカリスト
が往年のアニマルズ・ナンバーを取り上げ、それがきっかけでアニマルズ2
の結成につながったという。
2001年7月、アニマルズ2は解散。ヒルトンは現在ソロ活動を続けているようだ。
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