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       虫めづる姥やの虫の写真と詩(2018年)

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   ナガサキアゲハ

  はじめまして  ピンカートン
  海峡を越えて はるばると

  さりげなく織り上げられた 漆黒の翅
  ほどよくちりばめられた 銀色の鱗粉

  長崎から 東京へ
  悪し様な風評は さておいて

  まあまあ ようこそ  ピンカートン
  今夏には マダーム バタフライと
  ツーショットを 撮らせてね


 
                 〜〜2018年1月27日〜〜

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   クロアゲハ

  あんな夏もあったよなあ

  屋根より高く舞い上がり
  事も無げにホバリング
  選んだあげくの花から 蜜を吸う

  あんな夏があったよなあ

  ぜいたくでもなんでもない
  ありがたいこととも思わず
  軽々とやってのけた夏

  あんな夏があったことを
  覚えておいたほうがいいのだろうか
  多分 覚えておいた方がいいのだろう

  軽々とは出来なくなる日が
  間近な身だからこそ
 
 
 
                 〜〜2018年1月26日〜〜


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