近 況 ・ 遠 況




【近況】

〜〜〜〜〜〜 近 です 〜〜〜〜〜〜

T岩手県文化芸術振興審議会 委員として

1    講 演

2月中旬、岩手県の未来政策を立案する部署の幹部職員と岩手県の文化芸術関係の団体組織の役員を対象に下記の講演を行いました。

「現代のカオスを生き抜く」 主催 岩手県

骨子、1)岩手の未来と国際性 2)岩手をどう位置ずけるのか

 

2    岩手県三陸沿岸、311被災地、釜石市、大槌町、大船渡町を訪ねました。

雪に晒された更地の被災跡地、昼というのに、ほとんど人の通らない町中、雪の降る仮設住宅で暮らす人達などが、強く印象に残っています。復興どころかまだ復旧すらできていません。

 

3    311鎮魂と記憶 美術展を提言し続けています

文化芸術振興審議会と岩手県の美術関係者たちに、被災から前向きに立直るために「311鎮魂と記憶」美術展開催の意義を提言し続けています。

 

U 京都墨彩画壇展公募作品の審査委員として

京都画壇の伝統を継ぐ京都墨彩画壇の春の本展が4月下旬より開催されます。これに先立って全国より搬入された数百点の作品の審査をします

 

V 墨痕画 がモスクワで話題になっています

モスクワの友人からの手紙によると、数年前から墨痕(ぼっこん)画が話題になってきているそうです。

墨痕画とは私が独自の表現技法で創った水墨画です。特徴は“魂”の表現です。いままで文化省主催で何度かロシア国立美術館で開催されていましたが、ソビエト崩壊後の混乱期では開催されることはありませんでした、ロシア社会が落ち着くにつれて、墨痕画を観ている多くのフアンや美術愛好家たちの間で“墨痕画”が話題になっているとのことです。

またロシアで「墨痕画展」が開催される日があるでしょう。日本では未発表の“墨痕画”の作品群は、いまアトリエで眠っています。

 

2013(平成25)年、冬から三寒四温の季節に

村 岡 信 明