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2006年 9月 30日(土) 渓流最終日。存分に楽しんだかなぁ?  裏磐梯の川と川

2006年9月30日(土)

 『今日で渓流釣りはおしまいです。明日からは何の心配もせずに安心してお食事が摂れます。今日1日は食事を我慢するか、食べる時はよ〜くチェックして、食べられるものかどうか確認が取れてから食べるようにしてください』
 
 こんな通達が渓漁連生活協同組合あたりから廻ってるんじゃないか!と思えるほど渋かったですねぇ。



 今日は最終日なので、朝4時起床、即行動開始!
 と思ってましたが、結局家を出たのが6時ちょうど。しかも車の燃料が残り少ない!高速のGSも開いてなく、途中で高速を降りてGS捜し。とかやってたら、結局釣り始めは9時を回っていました。

 最初に入った川は私のお気に入りの川なんですが、どうも今年は良くありません。しょっちゅう来ている訳では無いので何ともいえないのですが・・・・。
 どうも今年は来るタイミングが良くなかったみたいです(と思っておきます)。

見慣れた風景なのですが、時期が違うと印象もかなり違います
入渓点。この時期来るのは初めてでした。鬱蒼としてます  


 最初のうちはフライにアタックしてくる小さなイワナ達がいましたが、その後は何の反応も無し。今年ここは3度目なんですが、結局一度も魚の姿を見ることはありませんでした。
 
 
ここはけっこうエサ釣りの人も多く見かけるのです
退渓地点近く。普通ならこの辺でも釣れるんですけどねぇ



 次の川。
 6月に来た時は絶好調の川でした。
 でも今回の反応はイマイチ。最初のうちは、時期も時期だけにみんな抜かれちまったのかな、とも思いましたが実はそうでもなかったようです。
 魚はそこそこいましたが、かなりセレクティヴになっているようでした。
 
  
この時期になると流れも何故か落ち着いた感じになってきてます
入渓点近く。紅葉も始まりかけていました

 フライを追う魚の姿が見えるのですが、かなり躊躇している様子が伺えます。魚がフライにまとわりつく感じで追ってきます。フライを替えても同じ。3度、4度とやっているうち見向きもしなくなってくる、このパターンの繰り返しでした。
 それと、どうもうまくフライをくわえられないのも何尾かいて、何度も何度もくわえようとするのですがうまくいかず、とうとうこっちも待ちきれず早合わせ、こんなのも何度かありました。
 また、ヒットしてもフッキングが弱く2〜3度手ごたえを感じるとバレてしまう・・・・。こんなのも一度や二度じゃありません。
 まるで先の通達が効いているかのようでした(笑)。
 

 そんなこんなで、やっと来たのはチャラ瀬から出てきた小さなヤマメ。
 小さいながらもしっかりと婚姻色が出ていました。

さりげなくキャストしていきなり出てこられるとビックリしますね 今回唯一のヤマメさんです
このあたりで最初のヤマメがヒット 小さいですけどきれいなヤマメでした

 

 その後は先程のような状態が続く中、それでも何とか散発的にヒットすることができました。
 出てくる魚は全てイワナで、サイズはそれほど大きいとは言えませんでしたけど。

大きいのはなかなか動いてくれません
それでも元気良く出てくるのはこれより小さいヤツがほとんどでした

 

 あとは10cmに満たないのがけっこう多く出てきました。さながら来年、私たちを楽しませてくれる予備軍というところでしょうかね。
 そんなのに翻弄されながら、比較的大きいイワナも混じってくるので気が抜けません。

今回のビッグワン。でもやっぱりもっと大きいのが欲しかったなぁ・・・・
今回の最大サイズ。24〜25cmってとこでしょうか

 その後、15時頃を過ぎると何故か全くと言っていいほど反応が無くなりました。魚影も確認できませんでした。
 この時間ですので、川を変える気にもなれずそのまま釣り上がり、16時半頃に短かった(?)私のシーズンが幕を閉じました。
 
 今回は、まぁ釣果と呼べるサイズは6尾位でしょうか。それでも今シーズン最後の釣行は、いつもながら楽しかったですね。



 空はどこまでも高く、気の早い紅葉が緑一色の山々に彩を添え、ここ裏磐梯はもう秋が始まっているようでした・・・・。

  

  



 では、また来シーズンに!

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