2003年 8月20,21日 | しつこく裏磐梯 | 裏磐梯の川、山形の川 |
2003年8月20日(水) 雨でした。 14日から降り続いた雨は今日で連続7日目。比較的水量が安定しているのではないか、との情報で来て見た裏磐梯のこの川もご覧の状況。初めて来た川なのにぃ・・・。 普段は川をポンポンと歩いて上れるとのことでは有りますが、なんのなんの、この水量の多さに川を横断するのもできず、高巻きを強いられ、ポイントとおぼしきところは激流で、ほとんど釣りになりませんでした。
そう言う状況下、ちょっとしたタルミを見つけてはフライを流してはみるものの、とても魚が出てくるとも思えません。ちょっとやってはヤブこぎの連続。 それでも何とか20cmくらいのイワナが出てきてくれました。
昼少し前、もういい加減山歩き?にも疲れたので、ここは諦め他に移動することにしました。 山深いところでヤブこぎの連続。熊も心配だし、急いで帰りたいのですが、道無き道に行く手を阻まれ、あるところでは蔦なんかが手足に絡まり、脱出出来ないんじゃないかなどと不安になるところもあったりして。 無事に戻って来られたときにはホッとしましたね。一応釣れたし^^ 午後、裏磐梯の「いつもの川」にやって来ました。 この川に来る時はいつも雨。やっぱり今日も雨でした。しかも、降り続く雨のため随分と水が出ています。前回もそうだったような気がします。 流れの緩やかなところを見つけて、やっとチビやまめを1尾ゲットしましたが、それっきりです。仕方ないので、イブニング狙いってことで夕暮れまで車で昼寝をぶっこきました。
で、結局この日はライズも何にも無し。けっこう暗くなってから何度かフライにアッタクするのが出てきたけど、残念ながらそれでおしまいでした。 ただ、1度だけフライが突然沈んだんですね。それで、あぁ波にでも飲み込まれたかなと思ってピックアップしたら、そのとたん水面がモッコシと盛り上がりました。明らかにフライを追ってたんですね。しかも10cmや20cmの魚じゃあれだけ水面を盛り上げることなんか出来っこ有りません。もう久々に胸が高鳴りました。・・・それっきりでしたけど。 ペンションに帰ってオーナーに言ったら、あぁあそこには尺越えるのがいますよ、って簡単に言われてしまいましたけど。 2003年8月21日(木) この日は、いつものペンションのオーナーすーさんと釣行予定のY山さんチームにご一緒させて頂く事になりました。 昨日の状況からして、源流部なら何とかなるんじゃないかということで、山をひとつ越えた山形県側のM川源流に入ることにしました。 はっきり言って、釣れませんでした。でも、源流と言うだけあって岩登りの連続で、とっても面白かったです。
束の間の太陽が顔をのぞかせました。
まぁ、ここも増水してたのでポイントも限られてしまうのか、比較的早く終わりました。普通でも半日の工程だと言うことでしたけど。 久しぶりの山登り。しかも岩壁登攀。もうヘロヘロになってしまいました。これで体重も3kgは減ったかも?
車に戻ったところで、私は早く帰らねばならなかったので、二人とは別れ戻ることに・・・・。 でも、このままではどうも納得出来ないので、帰り道どっかでもう少しやっていくことにし途中の川に寄ってみた所、先行者らしき車あり。少し下流のポイントから入ったら、他のフライマンと遭遇。平日なのに何てこったい! で、結局のところ、「裏磐梯のいつもの川」に来てしまったというワケ。 昨日の大物(と思われる)がいると思われるポイントで、ちょっと粘りました。と言っても1時間もいなかったですけど。で、そこでどうにか20cmちょいのイワナが出てきてくれました。フライは久々に使ったエルクヘアカディス(#10)。やっぱりこれって釣れますね。ま、この川も今のところ必ず1尾であれ釣れるので、私にとっては(ボ)回避のための保険みたいな川になっちゃってます^^
と言う訳でして、今回も天候には恵まれず、釣果にも恵まれず、せっかくここまで来たのにぃ!という感じでしたけど、運も、天候も実力のうちってことで、しょうがないっすね。 14時半頃には帰途に就きました・・・。 |