2001年 9月 6日(木) | ちょいと遠征。南会津! [ 福島県南会津TS川 ] |
この日は会社の4連休の初日。またしても平日釣行実現!数日前に得た情報を基に南会津へと行って見る事に‥‥‥。 朝4時半に家を出る。まだまだ夏の余韻が残ってはいるけれど、ライトを点けないと走れないほど真っ暗。それでも、ほとんど車は走ってはいないため、順調に走る事が出来て8時には目的地へ到着。さすが平日、他に釣り人の姿は見られない。そう、この川は私だけのものという感じでした。 車を置いた所から10分位下流へ下りそこから入渓。この時点で気温15℃、水温13℃。なんかいい感じ。川も山岳渓流のような雰囲気があり期待を込めて釣りはじめたのです。 ![]() どんどん釣り上がり、ここでやっと15cmほどのヤマメが出た。もういかげん上がって別のポイントにしようか、などと考えていたところ、左の写真の白い流れの筋でいきなり出たのでした。 ![]() 比較的きれいなヤマメではあったけど、今日はちょっとだけ大きいのを期待してたんだけどな‥‥‥。 魚はいたんだ!萎えかけていた意欲が徐々に盛り返し、次のゲームを目指し上流へ。 途中、堰堤があったり(これを超えるのがけっこうつらかったりして)、流れ込みやトロ場もあり、それなりに楽しめました。 その後はさっぱり当たりも無く、車を置いたあたりまで釣り上がって来たとき、小さな流れ込みでようやくゲット。今度はイワナ、サイズはちょっとアップして17cm。 ![]() 鋭くフライを咥えて行ったし、場所からしててっきりヤマメかと思ったら何とイワナ。 ヒレも整っていたし引きもそれなりで悪くは無かったけど、今日はちょっとだけ大きいのを期待してたんだけどな‥‥‥。 そこから少し釣りあがった所で、ボサが多くなり一旦道路へ出て、更に上流側へ入る事にした。 もう11時近くなっている。朝方はどんよりと曇っていた天気が、今はすっかり青空。ぐんぐん気温は上がり既に25℃。汗が噴出しちょっとつらい。 ![]() ここは道路からは川は見えない。田んぼのあぜ道を歩きボサの生えた土手をくぐり抜けたら、こんな感じの川になっていた。一見トロっとした流れだけど、けっこう底石などあってそれなりに魚はいそうである。 でも、アタリさえ無かった。 更にここから上流は護岸壁が高くなってて、上がり降りに苦労しながらの釣行だったけど、さ〜っぱり反応は無かったのでした。 一旦車に引き返し、昼メシということに。 昼食後は少し下流のポイントをやってみる事にし車にて移動。情報では、民家が無くなって田んぼが広がったあたり、とのことだったので、多分この辺かなと見当をつけ道路から川の様子を見ていると、車に乗ったエサ師に声を掛けられた。 「どーしてぇ、なんぼが上がったげ?」 だいたい釣師の会話はこんなところから始まるものなんですね。 この人の話によると、解禁当初のこの辺りは釣り人でいっぱいになるとのこと。とすれば、とりあえずは実績のあるポイントと言うことで、道路からはボサで見えないけれど、堰堤のバックウォータから入る事に。堰堤下もなかなか魅力的なポイントではあったけど、下りるのに大変そうなので諦めた。 ![]() こういうところはポイントが絞り辛いので、左、中央、右とまんべん無くフライを入れていく。 すると何投目かでうまくフィーディングレーンに乗ったのでしょう、鋭い当たりがあり確かな手応え。引きが強い、大きなヤマメか?と思い期待してランディングすると、それは24cmのイワナでした。 ![]() ヒレピンとは言いがたいけど、まずまずの体形で、ここんとこ20cm前後のものばかり見てきた私には、けっこう大きく感じたものでした。 更に釣り上がり、流れ込みでヒット。意識してゆっくりと合わせて見たら(けっこうこれが難しい)、思った通りまたイワナ。これも23cmのグッドサイズ。やっぱりこれもヒレピンにもう一歩というヤツでしたけど、なかなかいい引きをしてました。 それからはアタリも無く、単調な釣りを続けタイムアップ。といってもまだ午後の1時半。でも、これから帰る時間を考えるとこの辺で切り上げないとタイヘン。 結局、釣りは4〜5時間しか出来なかったけれど、この時期4尾は自分にとっては上出来なのかも? 帰りの時間はちょうど4時間。移動時間の方が長い一日だったけど、こういうのもいいかな。 |