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2001年 4月21日(土)  2週間前の貸しは返してもらえたか? [ 福島県K川にて ]

 朝7時ちょうど、2週間前にくやしいノーフィッシュをくらった川に立った。前回釣った所よりも少し下流。広い畑のはずれを大きく囲むようにして流れる細い川。向こう岸は高い土手になっている。ここんとこ、気温も高くいい天気が続いていたので、今日こそ!と言う期待があったのではあるが、それがなんと気温8℃、水温も8℃。虫のハッチもなくライズも今のところ無し。当初の期待はもろくも崩れ去ったと言うことかな。でも、ドライでやってみる。
 ここの初フィッシュは、ちびヤマメでした
 そんな中、#18のCDCダンを結びキャスト。すると何と第1投目からいきなり出た。
『バレませんように』
何となく神様にお願いしちゃいたい気分でした。でもって、何とか無事にランディング。15cmほどのちっちゃいヤマメでしたが、これで(ボ)は免れとりあえずは一安心と言うところ。

 それから少しの距離を釣り上がるが、何の反応も無し。そして、ちょっとした淵に行き当たる。そこで、ライズしてるではありませんか。いい感じです。
 そして、何投目かにヒット!ところが、ラインがロッドにひっからまり、その処理に手間取っている間に、逃げていってしまいました。
 よく見ると、いっぱいいます。底を流れるエサを捕食しているらしく、そっちこっちでギラリ、ギラリ。そこで、ビーズヘッドのニンフを流し、ラインを手繰っていくと“グンッ”と言う手応えが。でも、期待もむなしく根がかりでした。
 で、ここは諦め次の淵へ。
釣趣には欠けるけど、楽しいポイント。でも魚はちっちゃい。
 
 ここでもライズ!
 1投目から出てきたが、残念ながら乗らず。しかし、しぶとく粘ってようやくゲット。さっきより少し大きい16cmのヤマメでした。
 更にライズは続き、こちらのキャストも続きます。その後、何度かフライにアタックはあるものの、全て乗せる事が出来ず、残念だけど諦め、次のポイントへ移動することにした。


 

  こんな感じの淵が2箇所ほど連続してある。魚はいっぱい入っいるようだ 






 それから、ここから上流をしばらく釣りあがったが、生体反応は全く無し。お魚さん、いないみたい。
 しかたないんで、前回来て熱くなった堰堤から更に上流を釣ろうと思い、車で移動。

 ところがこの場所、深い谷となっている所だが、チャラ瀬でこれといったポイントも無く、当然魚もおらず全くダメ。とうとう次の堰堤までやって来たが、さっぱりでした。
 気温も下がってきているようだし、天候も何やら雨が降り出しそうな気配。予定の12時まで、もうあまり時間が無い。前回くやしいバラしをした堰堤の下に行ってみる事に。若干の期待をこめて‥‥‥。



ここ、けっこうおもしろいよ〜
 ここがその場所。車が止められる場所はここからかなり下の方で、しかも道路から降りられる所はほとんど無い為、川通しでここまで上がって来た。途中けっこう良さそうなポイントはあるが時間が無かった為、ここまで一気にやって来たと言うわけ。そうまでしたんだから、絶対釣らなきゃ!

 そしたら、第1投目でいきなりヒット。フライはお約束の#20CDCダン。不用意に投げた為、うまく合わせられず、せっかくのチャンスもおじゃんにしてしまった。
 普通、第1投目って緊張してるはずだから、うまくいくと思うんだけど、自分の場合何かうまくいかない‥‥‥。

 気を取り直して2投目。今度はうまくフッキング。18cm位でしたが、まぁまぁのヤマメでした(下の写真)。


これが18cmのヤマメなんだなぁ〜 
             これがそのヤマメ。ここまで来た甲斐があったというもの?

 
 その後、少し時間をおいてキャストするとアタリがある。何度目かでようやく乗った。今度は少しサイズダウンの16〜17cmのヤマメ。
 まだ出るかな?もうそろそろ私の持ち時間も無くなりかけて来たので、いろいろなフライで試してみる。フライを変えるたびに出てくるがうまく乗らず、とうとうタイムアップ。
 毎度の事だけど、“泣く泣く”引き上げることにする。
 

帰り間際、この堰堤のバックオォータをのぞいて見る。前に来た時熱くなったポイントである。
 そこには、今日もヤマメくんが元気にライズを繰り返すのが見えた。あー、見なけりゃよかった。
 でも、前回来た時は4尾バラしで、今回4尾ゲット。まっ、貸しを返してもらったってことかな?

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