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2000年 9月24日(日)  今シーズンの最後。いつもの川で何が起こったか!?     [ いつも行く川にて ]
 
 ふと気が付いてみると、もうそろそろ9月もおしまい。解禁から早くも半年を経とうとしている。思えば、前半過ぎまではほとんど毎週と言って良いほど川に通ってましたね。それほど釣果は伸びませんでしたけど。でも、今年は(ボ)はほとんど無かった、と言うか免れたと言うか、とにかくそんな年でした。

 そんでもって、おそらく今シーズン最後になるであろうと思われる(いや最後だと思うねきっと)釣行を、シドニーオリンピックの女子マラソンが行われる日を狙って決行!って言っても、ただ単に重なっただけで、心の中では “ ガンバレニッポン ” だったのです。サラリーマンの私としては、何があろうが決めたその日に行かないと、あといつ行けるか知れたもんじゃないんで、非国民と言われ様が世捨て人となって強行突破ということになってしまう訳なんです。

 今回のメンバーは、おなじみGENさん、それと千葉からはるばるやって来たyamameさん、それと私の3名。
 いつものように幕が開き、じゃなくって、いつものようにGENさんちに朝7時に集合。天候は雨、大雨。前日から降っている。ま、とりあえずコーヒータイムってんで、いつものようにGENさんが淹れてくれたコーヒーを飲みながら、男同士の語らい‥‥‥。あんどテレビでマラソン応援!結局最後までいつもの川の支流見てしまった。雨も何とか上がったようだし、そろそろイコーぜぃ。ねずみおとこ?
 
 11時ちょっと過ぎ頃でしたかね、目的地のいつもの川に着いたのは。と〜ころが、川は濁流。水かさもずいぶんあるみたいだし、どっかいい所探そうよ。運転手GENさんに言いつけて、山ひとつ越えた支流に到着。ねずみおとこパート2?狭いけど底石もなんとか見えるし、早速ここでやってみよっ!

                   右の写真、上がGENさん、下がyamameさんです


 気温22℃、水温16℃。小雨の中こんなちっちゃな川を3人で攻めます。

 GENさんとyamameさんがペア。わたしは単独。最初はドライ、♯14のアントで釣り上がるけど、GENさんの後姿生体反応は全く無し。途中、橋があってその少し上流の所で発見!魚です、おさかな。
 でも、ドライには全然興味が無いようで完全に無視されてしまいます。しゃぁーねぇー、久々のニンフで攻めっか。ということで、あまり好きじゃないニンフにマーカ。
 それでもダメでした。

 しばらくすると上流側をやっていた二人組も戻ってきた。yamameさんには反応があったそうです。けど、フライを見ると逃げて行ったそうです。かなり恐ろしいフライを使ってたんですね‥‥‥きっと。

         細い川を釣るGENさん

 とりあ楽しい昼食タイムえず、午前の部はここまで。その後、最初の場所に移動。水量も何とか落ち着いて、濁りも少しは取れてきたようでした。「んじゃ、昼飯食ってからやっぺか!」。
 
 楽しい昼食後、またまた私は一人で下流側から攻撃開始。良い子は一人でも釣りが出来るのです。




男だけのとぉ〜っても楽しいお昼食




 そして私は釣ったのです。入渓して間もなく、少しデレッとした流れに♯12のロイヤルウルフを打ち込んだら、やっと出ました。10cm位のチビちゃいヤマメ。『ろり』をもうすぐ卒業って感じのヤツでしょうか?

               チビヤマメ、いつものことです
                       あまりにもちっちゃいのでせめて写真は大きく?

 これで私の今年の渓流はおしまいとなってしっまたのです。でも、最終日は(ボ)を食らわなくてよかったってことで。

 しっか〜し、お話はこれだけでは終わらなかったのです。
 
 私は、釣りあがった二人を追いかけるべく、必死で川を、そう、川通しで駆け上がったのです。なぜかっつうと、道路に上がって追いかけて、もし二人の頭とってしまったらせっかくの釣りが台無しになっちゃいますからね。
 昔、山で鍛えたこの足。でも、水の重さと秋口とは言え動けば汗ばむこの季節。わたしぁ汗だく。途中までは足跡が付いていたので『ははぁ、このポイントでやったなぁ!』なんて思われる所がいくつもあったりしたけど、そのうち足跡も見つからなくなってくる。いいポイントがあったりすると、思わずフライを流してみたりしながら、とうとう人止め?状態の所まで来てしまった。そう、ここは例のイワナポイント。でも、二人組みはいない。フライを流すと反応が!『エーッ!?ひょっとして、ここまで来なかった?』。
 道路に出て、車の所まで歩くこと15分。ヘトヘトでした。
 ここで、思わぬ出来事が‥‥‥。何と何と、私は『行方不明』になっていたのです。GENさんとyamameさんが私を捜索しておりました。二人は途中で引き上げ、延々と私の帰りを待っていたのです。しかし、私は思いっきり上まで行ってしまい、なかなか戻らないのでかなり真剣に心配していたようでした。
 今シーズンの終焉にふさわしい?と言っていいような悪いようなハプニングでしたが、後で思えば楽しい思い出‥‥‥かな?

 GENさん、yamameさん、ゴメンチャイ!!来シーズンもよろしく!!!

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