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2000年 8月16日(水)  行く夏休み、いつもの川でちびヤマメと戯むる 
            [ いつも行く川にて ]

 朝4時起床。少し前まではお日様がぴかぴか照っていたのに、この時期になるとまだ暗い。心なしかひんやりしている。今日は単独行。いつもの川に行くのである。こんな時は、自宅からウェーダを身に付けて行く。こうすれば釣場に着いたら即釣りが出来る。まぁ当然と言えば当然の話だけど。今度は竿もつないで行けば、岸際まで車で行ける所なら車の中から釣りが出来るかな?
 などとくだらない事考えてるから、リールを忘れるんだな。あと半分と言う距離の所まで来て気が付いて、『やめちまうか』とも思ったけど、結局取りに戻ってまた出かけてしまった。そういえば、前回の時はフライベストを忘れて取りに戻ったっけ。

 普通なら、この時間だと40分もあれば着けるのに、おかげで30分以上ロスしてしまった。釣場の気温21℃、水温15℃。まずは放流区間の最下部。ここは去年、転んで水没して、高いコンタックスのカメラをオシャカにした所。おまけに、右足膝を捻挫して次の日会社を休んでしまったっけ。でも、帰りにまた来て1尾釣ったんっすけどね。
 ま、そんな縁起でもない場所なんで、ちびヤマメにちょっかい出されて、すぐに移動ってことに。

いつもの川 そして次のポイントは、放流区間の最上流部近く。あっ、その放流ってのは「成魚放流」の事ね。もっと上は稚魚放流してるんで。 
 
 そんで、ちょっとした淵の流れ込みの右側あたりで、ちびっこヤマメが果敢に飛び出してきて、私のエジキとなってしまったわけ。10cm位のやつ。でも、ここまだいそうなんで、10分程時間を置いてキャストしたら、ちょうど流れ込みの泡が消えた辺りから、なんとか21cmが出てきた。

 ネットをこの前壊しちゃって、まだ作ってないんで、あばれられて写真撮るのに苦労したけど、まぁこんな感じのヤツでした。

いつもの川のヤマメ そのあと、このひとつ上の淵でハマってしまった。別に私が川にハマったってわけじゃないですけど。例によってちびヤマメに遊ばれたあと、でかいのが出てきた。食いが浅くてダメだったけど、時間を置きながらキャストしたら3回もアタック。ホントは♯20くらいのCDCダンあたり使えば一発なんだろうけど、夏だし、でっかいので釣りたいって思ってたりして。どうせ使うのは♯12とか♯10のロイヤルウルフだけど。

 次に行ったのが、エサのおっちゃんに教えてもらった尺ポイント。その前にその下にある実績のあるポイント。でもここはダメでした。そんで、尺ポイントもダメでその上にあるポイントで、また遊ばれてしまった。なんつったって、そのヤマメ、フライをじ〜っと見ながらドラッグがかかる所まで付いて来る。そして、ドラッグがかかった瞬間!帰って行った。

 更に車で20分位の所へ移動。以前この川で自己最高記録の25cmを釣り上げたところ。同じところで出ました。15cm位のが。でも引き寄せる途中でバレてしまった。その後も、ちびヤマメに遊ばれ、あげくピックアップしようとしたら食いついてくるのはいるし、全く無視するのはいるしで散々でした。

 時は午前11時。小雨。そろそろ帰ろうと思い車に戻る途中、大粒の雨が「ぼっつ、ぼっつ」と言う感じで降り始め、たちまちズブ濡れ状態。やっと車に逃げ込み体を拭いていると、すっかり雨はやんでしまっていた‥‥。

 色んな所で、やれ爆釣だバホバホ状態だ、なんて話が入ってくるのに、なんでオレはこんな厳しい釣りやってんだろ?なんて思うけど、これもまた楽しみのひとつ。やっぱ、やめられませんね。

 でも、明日から会社が始まる‥‥‥‥。あ〜ぁ。

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