ふたりの節句
「ふたりの節句」といっても、節句という人がふたりいる訳ではないのである。
2003年4月20日。かねてより我が家の懸案だった遥と新太郎の初節句のお祝いを挙行したのである。 |
そもそも節句と言うのは、五節句といって
1月7日 人日(じんじつ) : 七草の節句
3月3日 上巳(じょうし)
: 桃の節句・ひなまつり
5月5日 端午(たんご)
: 菖蒲の節句
7月7日 七夕(たなばた): 星祭
9月9日 重陽(ちょうよう): 菊の節句
の5つのことであり、これはその昔中国から日本に伝えられ、昔はたくさんあった節句のうち、日本の風土に適合したこの5つが日本の季節行事として深く根を降ろしたものなのである。江戸時代に幕府が公的な行事として制定したものというのは驚きである。
たまにはちょいと勉強してしまうとーちゃんなのである。 |
さて、なにはともあれ、我が子がすくすくと育って欲しいと願ってこの年の節目にこのような行事を執り行うのは、どこの親でも同じなのではないかとは思うのである。しかし、そう毎年はやっていられないので、初節句として盛大に行い、親戚縁者に集まっていただき、子供の生長ぶりを見てもらうと言うのは、考えてみればこれはけっこう合理的な考えのもとに考案されたものではとも思ってしまうのである。
我が家では、色々と事情があり上巳と端午の節句を同時にやってしまい、遥の分が遅れてしまったが、まぁ、とーちゃんが神様にお願いして特別に許可をもらったということで、ちゃんとお嫁には行けると思うので、安心していいのである。 |
という事で、ふたりには多くは望むまい。せめて元気に育ち、人には迷惑をかけず、頭脳明晰で、ノーベル賞のダブル受賞くらいはしてくれて、親孝行で、ニュージーランドあたりに別荘を買って釣り三昧をさせてくれて・・・、まぁ数え上げたらキリが無いが、そんなどこにでもいるごく平凡な女の子、男の子に育ってもらえれば十分なのである。 |
遥ご満悦 |
お祝いに集まってくれた方々 |
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若武者・新太郎 |
屋根より低い鯉のぼり |
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全員集合!! |
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