と〜ちゃんのゆううつ

 長男の新太郎はよく私にそっくりだと言われる。町を歩いていても、どっかに買い物に出かけても、NICUでも、日立病院の玄関からNICUへ行く途中でも、とにかくどこへ行っても"そっくり"だと言われるのである。まぁ、親として悪い気はしないでもないが‥‥‥。
 先日、親戚の叔母に私の小さい頃にそっくりと言われ久々に昔の写真を引っ張り出してみた。で、自分としても何となく自覚し始めた今日この頃ではある。
 それでも新太郎の場合は、大きくなった場合の例がここにあるわけで、たとえ眉が下がっていようが、他人に何と言われようが、これはまずいい男になること請け合いなのである。と言うわけで私としてはな〜んにも心配はしていないのである。
 さて、遥の場合は如何なものなのだろう。彼女は生まれた直後から眉が下がってはいたが、さほど気にはかけてはいなかったのである。ところが最近では顔に多少なりとも肉がついてきて、ぷっくりとしてくるにしたがい何と、新太郎に似てきたではないか。と言う事は、私にも似ていると?
 これはちょっとばかし問題なのかも。それは何かと言うと、私の顔は男だからいいようなものの、これが女性だったらどうなのだろう。まさか私が女装して確かめるのも何だし、いささかの不安は正直言って隠せないのがホンネと言うことになるのである。
2002.03.27 深夜
私にもこんな時代がありましたとさ
左がまいさん新太郎、右が私の幼少時代ということで‥‥‥