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フラキシィレイクのナイトフィッシング・2



1999年12月14日

  色々な体験をしたフィッシングからロッジへと帰る頃、雨がだんだん強くなってきた。
  夕方5時。ロッジに着く頃には風も強くなりちょっとした嵐の様な状態。雨が止んでくれればいいけど‥‥‥。



              ワインのボトル1本空けたら、回る回る‥‥‥
                  
雨が止むのを期待しながらの夕食。
 


  夕食後、外を見ると幸運にも雨は止んでいてくれた。風も苦にならない程度。
  「これなら出来る!」
 
  例によって馬部さんの運転で、フラキシィレイクへ。着いたのは8時頃。静まりかえった湖畔、雨上がりの夜空には星も無く、ヘッドライトの灯りのみが一本の棒のようにせわしなく動いている。

  ポイントは夕べ最初に入った所と同じ場所。しかし、何の反応も無い。ライズの音さえ聞こえてこない。

  次に、まいわいふがビッグワンをあげた所に移動。
  時間と共に周りは暗さと静寂を増し、我々がたてる物音さえ気が引けるほど。

  まいわいふひヒット!しかし、バレてしまった。

  その後、まったく当たり無し。ラインが空気を切る音のみが空しく響いている。

  午後11時。寒さも一段と増して来た。この辺で帰る事にする。吐く息が煙のようにどこまでも白いかたまりとなって流れていく。

                夏のはずなのに日本より寒い
                寒さに指がかじかんで写真なんか撮る気も起こらない‥‥‥

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