フィリナキ川で初フィッシュ
1998年12月29日 ガイドのピータは37歳(当時)。陽気な白人ガイド。足が長くて、細くてけっこうカック いい。 日本語は全くダメで、名前を覚えてもらうのも一苦労。まいわいふのはすぐに覚えて くれたが、私の場合は何度言っても、綴りを教えても“コイジ”としか言ってもらえなかっ た。苗字に関してはまるっきり発音できない。「ムラマツ」ってやっぱり難しいのかな? ピータはこの日の朝、日本製のトラックで時間どおりにやって来た。3人乗りである。 シートベルトは必ずしろとうるさい。で、どこに連れてってくれるんだと聞くと、フィリナキ リバーだと言う。別に川の名前を言われたって、特に行きたいところは無いし、それより なにより、予備知識なんて全然無かったので、どこに行こうが問題無かったけど。 |
![]() 車で30〜40分走ると着いたらしい。だけど川なん てどこにあるのかさっぱり見えない。流れの音さえ も聞こえない。10分位歩くんだと言われた。 この先が土手になっていて、少し先に見える林の その向こうだった。 |
![]() ピータとの2ショットのあと、まいわいふがトライ。 ![]() ヘビーニンフにマーカでブラインドフィッシング。始めて5分もたたないうちにヒット! |
![]() なんと!47cmのピンピンのレインボーが上がって来たではないですか! なんか顔が興奮状態っすよね。 |
![]() で、まぁ、そんなこんなで次は私の番。 ところが、なかなか釣れない。ピータも少々アセリぎみ。でも忍耐強くキャストを繰り返す。 かれこれ1時間も経った頃でしょうか。ついにやりました。44cmのブラウンです。 心なしかピータもホッとしてたような‥‥。 |
![]() その後、順調に何本か釣り上げ、更に上流へと上がって行くとピータが浅瀬に魚を発見。 『ドライでやろうぜぃ!』とピータ。 持参した♯12ハンピーに取り替えキャスト。 それが何と、魚の上流約1〜2mの所にみごとにフライが落ちてしまった。 ゆ〜っくりとフライが流れ魚の鼻先に。生唾ゴックン。周りの音は何も聞こえませんでした。 |
![]() ましてや、それが何のためらいも無くフライに飛びついたらしく、フライが消えたあたりでハデな飛沫が上がったのも、まるで別の世界の出来事のようでした。 ピータはまるで自分のことのように飛び跳ねて喜んでいます。47cmのブラウン。 ピカピカで金色に光っていました。 (首に巻いたタオルはニュージーだしご愛嬌ってことで) |
そのあとも、けっこう釣れたりして本当に楽しい思いをさせてもらっちゃいました。 でも、まいわいふは最初に釣れた1尾のみ。ダイジョウブさ。明日があるって!!! |