そういう訳で、また出撃してしまいました
突然の雪模様
２月２０日、２１日と東京へ迎撃が決まった。下旬だからもう春めいて来るだろうと甘く考えていたら、どうやらまた寒波との予報だった。
１９日は朝からちらほらと雪が舞っている程度。明けて２０日の早朝、金沢の空は晴れていて、道路も乾いていた。…と思っていたら、家を出るころになってかなりの勢いで雪が降り出して、見る見るうちに一面の銀世界！
とにかく、雪の中を小松空港へ向かう。搭乗便出発の４０分程前に空港に着いたが、乗るべき飛行機が来ていない！雪は相変わらず降っているが、どうやら小降りとなり、その中からＪＡＬのジャンボが降りてきた。まずは一安心。
この日の便はＪＬ１４２。機種は数少ないＢ７４７−１００Ｂ（ＳＲ）。追って東京からのＪＤ２６１、同じく東京からやってきて折り返し札幌行きとなるＮＨ７５１も降りてきた。各社メカニックは機体の着雪を落とすのに余念がない。ボク達は１５分程遅れてボーディングとなった。（帰宅して知ったのだが、このすぐ後のＮＨ７５３／ＮＨ７５６は欠航となり、午後の便も遅れが続出したらしい）
雪で誘導路が滑りやすいのか、いつもよりゆっくりと滑走路へ向かい、スタンディングテイクオフで離陸。幸いにも雪雲による揺れは大したことがなく、順調に東京へ向かった。
東京は晴れ。いいなぁ。風も無くて日向は暖かい。たしか前夜は雪だったと聞く。
羽田のスターバックスでボクはエスプレッソを、＃２はカプチーノを賞味、その後京急のエアポート快特で品川へ出る。ただし電車は京成だった（笑）。
せっかくの羽田／成田直通のエアポート快特も本数は少ないし、京急６００系以外はごく普通の電車だし、時間も掛かりすぎ。「実は…」という話もあるが、これは他の機会に譲ろう。品川でＪＲに乗り換え、原宿へ。電車でＧＯ！のおかげで前方風景が頭に叩き込まれてしまっていて、実際そのとおりだったのに苦笑。
原宿では、まずはボク達ストーンズ狂の本山、ギミーシェルターが目的。３０分あまり店でウロウロと品定めして、結局Ｔシャツとピンバッジを買っただけだった。
次は昼食。竹下通りを半分ほど明治通りに向かって進むと、ＬＡ
ＶＥＲＤＥというパスタの店があった。ランチタイムだったので、サラダと飲み物がサービスで付いてきた。ボクが食べたのは茹でたてスパをミートソースと卵にからめて、オーブンで焼いた「焼きスパゲティ」。量も多くて満腹になってしまったが、夜まで十分にもった（笑）。
満腹を抱えつつ、一旦ホテル（赤坂東急）へチェックインに向かう。明治神宮前から一駅だけ千代田線に乗るが、ＪＲの電車内には自社線内の案内図はあっても、乗り入れている営団線内の案内図がなくて不便だ。もっとも前回の忘年会ツアーの時は、日中２本だけという千代田線を走る小田急の電車に乗れた。今回はこの千代田線の世話になる筈だ。
神田神保町へ
チェックインを済ませ、部屋で一休み。赤坂見附の交差点を眺めるのは、ほぼ１年ぶりだ。…と感慨に浸る余裕はなく、またもや神田神保町の古本街へと向かう。
永田町から半蔵門線。東急の電車が来た。半蔵門線は東急田都・新玉線と直通運転で、ホラそこに用賀って書いてあるぞ…などと会話がはずむ（笑）。新玉線が出来る前、２４６をのろのろ走っていた玉川線（通称玉電）なんて知っている人は少ないだろなー。今の世田谷線はその名残だ。
＃２はみっちーがインディーズ時代に出したＣＤを、ボクは相変わらず「鉄」関連のバックナンバーを探すが、数が少ないのと、ボクのはやはり古すぎて結局見つからなかった。
「芳賀書店」に入る勇気はなかった（笑）。
いざ、迎撃！
東京だと、やはり日が暮れるのが早い。金沢とは３０分程違うのかなぁ。と思ってのんびりしてたら、はや１８時すぎとなり、根津へ向かう。
前回「時刻指定ピンポイント攻撃可能です」と言った手前、遅刻する訳にはいかず、かといってあまり早く着くのも何だということだが、そこは「鉄」の持って生まれた勘というやつで、宴の場所である根津の「大麒麟」へは２分の早着。まぁこんなもんだろう。暖簾越しに店内を覗くと、しまっちがガラスいっぱいに広がった。しかし肝心の幹事がまだ来ていない。そう言いながらも三々五々とメンバーが集いはじめ、約２０分遅れで宴が始まる。
いや〜ＸＩ姐遠路はるばるのはじめまして。さやんさんもはじめまして。んー２ケ月ぶりの人が多いなぁ（笑）。そんなによく来とるんか？ウチら。残念ながら受験で来れなかったさはりんは、社内メールでの参加だった。
そして二次会は新宿へ移動した。
二次会では織姉が合流。いきなり一人で食う食う。一同唖然とする。その後多彩な話題に大いに盛上がることになる（笑）。ここで三十路会入会の証として、茶髪が義務づけられる事が決定した。
残念だが終電の時刻が迫り、ボク達はここで別れて丸の内線新宿駅へ。また逢おう！ＸＩ姐ありがとう！
地下鉄は案の定、池袋行き終電だった。
帰還
＃２仕事の都合で、午後一番には金沢へ戻らなければならない。ゆっくり朝食をとっていたら時間がなくなり、あわてて荷造り（と言っても少ないが）をすませ、銀座線で新橋へ。都営浅草線に乗り換えてそのまま羽田空港へ。電車は東京都だった。
面白かったのは、空港線内の停車駅で電車がオーバーランしてバックしていたこと。プロでもやるのか（笑）。５ｍオーバーしてたから１０秒マイナスだな。しかも時間もオーバーしてたから、ゲームオーバーもんだぞ。
帰りはＪＡＳ。予想どおりバス出発だった。フライトの途中富士山が左手に見えていた。アナウンスで小松の気温が０℃、雪と伝えてくれて、先が思いやられる。ファイナルアプローチでは地上は真っ白…。
クルマの雪を落とし、高速経由で＃２の会社へ直行。そこで＃２を降ろしてボクは帰宅。
幹事のるみをさん、どうもありがとうございました。また呼んで下さいまし。また行きます。