緊急開催!富山・金沢オフ


『話は1通のメールから始まった』

ある1通のメールから、この緊急オフ開催案が浮上した。「件名:金沢襲撃予告」。何っ?宣戦布告か??

…実は差出人は森さん。「出張で金沢へ行くのでよろしく!」という内容。そりゃ迎撃しかないっ!というワケで急遽開催というコトになった。そうと決まればいつ呑もうか、それからいつにしようか…

当の森さんも多忙とあって結局10月14日夕刻金沢着、15日は仕事、16日に金沢を発つというスケジュールが決まったのは数日前だった。しかもこっちでの仕事のほうは15日午後富山でというコトが前日になって確定したという話。それなのにわざわざ金沢泊としていただいて恐縮。

そこでオフのほうは14日夜さっそく金沢でボク達二人とさはりんで迎撃。でもせっかくの機会だし、富山在住の青山(まつのゆ)さんと、6月に徳島から引っ越したQYAさんともぜひ一緒に呑む機会があれば…と思っていたら、15日は富山というコトなら富山で呑めばいいのか!!

『金沢迎撃の巻』

14日。まず参加出来るかどうか微妙だったさはりんから「オッケイだ!!」と連絡が。これで迎撃体制スタンバイ。森さんを乗せたJAS265便は少し遅れて小松空港着。ボクの携帯に「今、着きました」との入電で迎撃体制に入る(笑)。森さんが空港から泊まる金沢駅すぐ前のホテルへの移動ちう、密かに迎撃の三人は集合(笑)をすませ、「ホテルに着いた」の合図をもって秘密裏に進められた迎撃計画を実行するコトになった。

森さんはけっこうラフなスタイルで待っていた。スーツかなあというボク達の思いは取り越し苦労だったようだ(笑)。香林坊のちと裏にある「むら井」という和食処で、ようこそ金沢へ!!それから祝・再会!!というコトで、乾杯〜!!

カンパーイ!!悪だくみ成功ナリそれで、ね?

その店は、実はボク達も初めて行く店だったが、オーナーが至って気さく。ボクがデジカメをいじくっていたら、「おっ、デジカメかぁ」。画像を見てたら後ろから「おーバスだバスだ」「おー電車だ電車だ」「おー女のコだ女のコだ」(笑)。その店オリジナルの日本酒と懐石くずしのコースで宴というコトにした。
珍しいところではフグの唐揚や、はす蒸し(蓮根をすりおろして具を入れ、蒸してから味付けした餡をかけたもの)などが出てきた。

いつものように世間話に花が(笑)。森さんのスキー話では信濃大町日帰り強行軍(スゴイ!)に始まり、一升瓶を背負って滑ったコトがある(?)という話などで大いに盛り上がった。

さはりんはまたも追加した揚げだし豆腐に夢中。日本酒が美味かったのも手伝い、名古屋ぶりの崩壊か?と思わせる一面も。最後に頂いたお茶を飲みながら「おいしー」を連呼したり(笑)。

加賀料理を堪能した後は、「about」というなんでも500円の店で軽くケーキ食べながらお茶。それと翌日の富山襲撃計画の策定など。帰り道は卯辰山というトコへ少しだけドライブしながら夜景を見て、森さん、さはりんを送って本日のミッション終了。

『計画は若干の変更。しかし』

15日。QYAさんはオッケイとの連絡だったが、青山さんはどうも微妙な様子。しかも追い討ちをかけるようにさはりんから「今日、明日とも行けそうにない」と入電。残念。さはりんには申し訳ないが、とにかく富山で集合という計画になった。

「6時半ごろ仕事から開放されそう」という森さんからの連絡を受け、本日の迎撃体制がスタート。ボクは#2を迎えに行き、そのまま北陸道を走って富山入り。途中森さんに連絡をとりながら、待ち合わせの富山駅に着く頃はちょうどQYAさんとの待ち合わせの7時半頃だった。もしかしての可能性に賭け、青山さんの携帯をコールしてみると「なんとか行けそう。それと駅前だったらここがお奨め」との事。そうと決まれば話は早い。教えてもらったJR富山駅の向かいのCIC(シックと読む)5階「ごっつお茶屋」(ごっつお:ご馳走がなまったもの)という店へ移動。

祝・富山オフ!!

QYAさんはオフはじめまして。デニムの着流しが粋〜!!しかも似合ってる〜。本人曰く「来る途中の電車の中で、下校の女子高生に笑われた」との弁だったけど。

まずは、祝・初対面のカンパーイ!!

今度は富山の味をというコトで、珍しいところで白海老のきときと(イキのいい:富山弁)のが載った刺身盛り合わせや、珍味ではホタルイカ(富山湾特産)の沖漬け、イカの黒作りなどを賞味。おっとこの時点では全員県外者じゃないか(笑)。

でも森さん以外は日本海側出身者だ。しかも考えたら珍しくも参加女性たったの1名だ。…青山氏より入電。「今から行きます」。よっしゃあ!!

豪華絢爛

白海老のかき揚げと特選刺身盛り合わせ

デニム兄弟

約10分後、デニムのジャケットを羽織った青山氏颯爽と登場!!どうやら忙しい中、早めに仕事を切り上げて来ていただいた模様。またも恐縮。

再び祝杯をあげ、一気に盛り上がりが頂点に達した頃ボクのピッチが入電。番号は本社からだ。仕事か?と一瞬血の気が引くが、さはりんだった。仕事で来れなくなったので、電話での参加とあいなった次第。さっそく全員に回してせめて雰囲気だけでも伝える。

昆布締めは正月料理か?に始まった珍味話は尽きず、クチコ(ナマコの卵巣を干したもの)とか、このわた(ナマコの腸)などの富山・石川の珍味は日本酒によ〜く合いますよということで、その話も肴に酒は進む進む。

といったところで2軒目へ移動。荒町の「木馬」という青山さん行きつけの店。ボク達は前から聞いていてぜひ一度行きたいと思っていたし、青山さんも富山で実際にその店でオフが出来たというコトに感慨深そう。

ストーンズグッズ

なぜボク達がぜひ…と思っていたかというと、店のおやっさんがストーンズ狂というコトで、実際店にはストーンズグッズが飾られ、ロン・ウッドのリトグラフ(TATOO YOUのジャケット)もあった。これは話が合いそう…と思ってたら店に入るやいなや、以心伝心したのかボクとおやっさんとで、いきなりストーンズグッズ自慢バトル!!

いきなりGIMMIE SHELTERの出だしリフがボク達をヒビらせ、それがキースのソロツアーだと判るには時間はかからなかった。たぶんブートだ。オヤジ、やるなあ。

春の金沢オフのあと、青山さんとは「一度ここで…」とお互いメールしあってたトコだったのでホントうれしかったっすー。音楽、文学と話はだんだん濃くなり、最後はプロ野球話からなぜかプロレス話で異常に盛り上がり、富山の夜は更けてお開きになった。そぞろ歩きならぬゾロゾロ歩きでクルマに戻り、青山さんどうもありがとうございました。QYAさんを送り金沢へと帰還。

全員集合!!

初の富山オフながですちゃ(森さん、スーツ!)

『やっぱり東山』

16日。この日午後には戻るという森さんとボク達二人とで、一応金沢の定番スポットというコトで東山へ。ひがし茶屋街から散策、浅野川の辺へ出ると珍しく友禅流しをやっていた。対岸の主計町(かずえまち)は、ずっと前に住居表示見なおしで町名が消滅して尾張町2丁目を名乗っていたが、先月町名が復活したという珍しいトコ。そこはひがし茶屋街と同じ雰囲気だが、それほど俗化しておらず生きているというカンジがする。

主計町でここが兎夢

昼食は春の金沢オフ昼の部会場だった「兎夢」。三人揃ってうどん膳。上品な薄味のうどんには鴨肉がのっていた。食後のコーヒーには和菓子を添えてみた。美味だった。

森さんが金沢を離れる時がきた。兼六園と石川門(金沢城)の前を通って、小松空港へ。

空港では名残を惜しんでお茶。便出発20分頃前、ボーディング開始のアナウンスが入る。森さんはセキュリティーチェックを通って搭乗待合室に消えて行った。また来てね、森さん。おかげで楽しかったです。ありがとうございました。

またすぐに来るんでしょ?

また直ぐに来るんでしょ?と言い残していった森さん…