横浜遊び・鎌倉遊び    1999.7.17〜7.18


  ★新たな発見

99年の「みっちー付き添い」ツアーもようやく終盤。

7月17日の小松空港では新たな発見が。搭乗待合室に京急の乗車券発売機があったのだ。今まではモノレールのしかなかったが、これでだいぶ便利になるようだ。NH752便の出発は8:30なのだが、先月のツアーの時は5分後に那覇へ向けて出発するNU031便(日本トランスオーシャン航空)に先を越され、こっちは10分程遅れてしまった。今回は順番どおり(?)こっちが先発。離陸後一気に上昇して福井NDBをヒットする頃には早くもレベルオフ、水平飛行に移る。

右手に福井、鯖江、武生市街や日野山が見える。やがて岐阜上空のあたりから雲の中となってしまった。羽田へはRW/16Lのキサラズノースアライバル。ファイナルアプローチちうに有明フロンティアビルなぞが見え、程なく着陸。

エプロンへのタキシングちうに#2が何故かキョロキョロ。何かなと後で聞いたらJALのGLAY仕様のジャンボ機を探していたらしい。あいにくフライトなのか、その姿は見られなかった。

  ★まずは横浜クイーンズスクエア

小松で買ったキップを手に、京急羽田空港駅へ。今回は蒲田で乗り換え。久里浜行き快速特急は徐々に格下げされている2000系12両編成。ボク達の乗った後ろ4両は格下げ改造済ロングシート車だった。

集合しました

横浜駅から歩く元気がなく、根岸線で桜木町まで乗る。横浜線から直通の電車だった。待ち合わせのクイーンズスクエアの入口、アンデルセンのトコでまずは森さんと逢う。XI姐迎撃以来だ。んーあと二人…あ、来た来た。ゑちゃんとYUKIちゃんは一緒だった。ゑちゃんは先月逢ったばかりだが(その時はお世話になってしまって…)、YUKIちゃんは去年の赤坂ボク達迎撃以来だ。少々ウロウロしているうちにお昼じゃないかというコトで、「ゲウチャイ」でエスニック料理とビール(笑)。森さんのビールをYUKIちゃんが3mm呑んだか半分呑んだかはサダカではない。いろいろウインドーショッピングなぞした後、スターバックスでお茶。

 

  ★コスモワールド

横浜港

とにかく気になっていた観覧車に乗る。定員は8名だから全員で乗ったまではよいが、前後のハコはラブラブ。景色もいいが、前後も気になる。「あっ、くっついた」、「あっ、やっちゃったよぉ…」。???。

肝心の景色は少々霞がかっていたものの、横浜港や山下公園なんかが良く見える。あれが汽車道。あれが赤レンガ倉庫。フムフム。しかし広いねえ。

続いてはお化け屋敷。1号車は森さん、ゑちゃん、YUKIちゃん。2号車はボク達。いくらか進むとゑちゃんがぎゃー!!

次はお決まりのコースター。遊園地では乗りたくなるのは事実だが、いざ乗ると必ず後悔の念が(笑)。カタンカタンと上っていく瞬間はやめときゃよかったか…(爆)もう遅い。あとはコースターに身を任せたが、ここのは高低差やスピードよりも旋回の時のGに耐えるほうがキツかった。

最後はゲーセン。みんなゲームに熱中したり、DDRを眺めたり。ボクは飲酒運転と判っているがゑちゃんに「電車でGO!」を勧められ、京浜東北線快速を品川から乗務(笑)。停車駅の田町、東京ではピタリ0mで停め「すごーい!!」と言われたが、やはり飲酒運転で、品川-田町間の立体交差のあと、力行のタイミングが早すぎて制限速度オーバーで減点。秋葉原では2mオーバーでゲームセット。続いてAirline Pilotsでは通過ポイントを無視してお台場遊覧飛行。ゑちゃん大喜び。これまた飲酒操縦でファイナルアプローチはタッチダウン寸前に高度を落としてしまい、PAPIの表示は白3つ、赤1つでギリギリの着陸(笑)。

再び各々アルコールを補充し(笑)、新横浜へ移動。

  ★なぜか芸能人が

あっ山口くんだ!!

前回も今回も芸能人に遭遇。前回はダウンタウンの浜田が「人気者でいこう」のイベントしてたのを渋谷の公園通りでキャッチしたが、今回はまずクイーンズスクエアで宇崎竜童らが渋〜いブルースを披露。これはNHK−FMの生放送だったらしい。

続いて桜木町駅では日テレの「鉄腕DASH!!」のロケだろうか、TOKIOの山口くんがいた。あっという間に人が増え、しばらく見てたら後のほうから「山口くんってテレビで見るより太ってないねえ」。ドコの誰だか知らんが、そりゃ思っても言っちゃイカンよ。

 

  ★ライブ組と合流。その後は…

遅れてごめんなさい。待ち合わせの新横プリンスのロビーでイーノさん、こばさん、織姉と合流。ボク達は一旦ホテルにチェックインしてがーっと身支度を整え、再びロビーへ降りてくると本日遊び組はすっかりくたびれて座っていた。横浜アリーナを目指す人波に4人は吸い込まれていき、森さん、ゑちゃん、YUKIちゃん、そしてボクの4人はボウリングだ。

少し混んでいてしばらく待たされる。その間またゲーセンで赤組と白組に分かれてエアホッケー選手権(?)をしたり、セガラリーで、すっかり大汗をかいてしまう。

すっかりいい汗を欠いたあと、おナカも空いたし、ライブ終了までしばらく時間もあるというコトで、アリーナ近くの「庄屋」で軽く呑みながら食事。連絡をとろうと頃合をみてちょっと店から出てみると洪水のような人波。一部はその庄屋に押し寄せてきてしまい、ライブ組を交えてゴハンどころではない状況。結局全員で市内へ移動というコトに決定。

  ★中華街へ

地下鉄に乗ろうとしたら「キップがない!!」という騒ぎがあったりで、どうも静かにいかないようだ(笑)。横浜で乗り換えて帰宅というゑちゃん、YUKIちゃん、森さん、どうもありがとうございました。

あとのメンバーはライブですっかりエネルギーを消費したらしく、地下鉄を関内まで乗って中華街へ向かう。その近くのバーでKMさん迎撃で拝さん達が静かに呑んでいるトコに顔だけ出す。拝さんはじめまして。(なんて若いっ!!)

時間も遅く、殆どの店がカンバンだったが、何とアノ「聘珍楼」で食事とあいなった次第。

ライブは今までで最高の出来だったらしい。皆口々に感動を…。あまりの良さに泣いてしまったという話だ。最後にバーにいたはずのしまっちが合流。

店も終わりの時刻となり、ここでボク達はホテルに戻って寝ることにしたが、4人はその後も場所を変えて呑みつづけ、結局3時過ぎまで続いたという。そして、重大発表はこのとき行われたらしい。おめでとう!!しまっち。

  ★翌日は鎌倉遊び

700系のぞみ

前々から一度鎌倉へ行きたかったトコに織姉、イーノさんが行くという話を聞きつけ、一緒させていただくコトに。(結局こばさんも)

夜も明けて、新幹線のコトンコトンという音で目覚める。のんびり朝食を取っていたらすっかり遅刻!!まず待ち合わせの11時にイーノさんから#2に入電。こりゃイカン。もう少しして今度はボクのピッチに織姉から入電。「はらへったぞー。なにーっ?朝飯食った??」

結局40分程遅れてしまってスミマセン。

いきなり昼なので何を食べようか迷い、結局今年ボク達とイーノさんにはつきものなのか蕎麦と決定。小町通りから少し入ったトコの「たけや」で手打ち蕎麦を賞味。とにかく親切な店で、出したそば湯が薄いと気づくとすぐに取り替えてくれるし、後から濃〜いトコを頂いたり。すっかりゴキゲンになって、今度はミルクホールでお茶。鎌倉の町と新旧の文化が渾然一体となっているのが実に羨ましい。イーノさん行きつけのお香の店で、いい香りに全員暑さを忘れウットリ。骨董、小物と見てまわり、楽しくてしようがない。100円のかき氷も良かったし。

次は鶴岡八幡宮へ。手の清め方をイーノさんに教えてもらい、全員で参拝。

真夏なみに暑い日だったが、木陰は涼しくていい気持ち。時間があったらこのまま北鎌倉まで歩いてもいい感じなのだが、それ以上にやはり暑い。それで、鎌倉駅へ戻って江ノ電で藤沢へ行って、紅茶の美味しい店を目指すコトに決定。

駅に向かう途中、やはり定番の豊島屋の「鳩サブレ」をお土産に買いつつ休憩(笑)、鰻の蒲焼きのい〜いにおいにまた食欲をくすぐられつつ、江ノ電鎌倉駅へ。

  ★はじめての江ノ電

わーい江ノ電だ

ここからは全員で「鉄」というワケでもないが、初めての江ノ電体験。駅のプリクラを記念に撮ったあと、しばらくして藤沢行きのカワイイ電車がやってきた。

乗ったのは300型の355というやつ。この電車の生まれは1925年、京王線の前身、玉南電鉄の手によるもので、車体は木造の路面電車だった。それを1960年に今の車体に東急で改造して載せ換えて江ノ電入りしたというもの。近年足回りを更新して、冷房装置も搭載した。実に74年もの車齢だ。よく見ると床は木のままだった。

江ノ電には複雑な経歴を持った電車が多くて、とても興味深い。

窓を開けると手が届きそうな位、民家の生垣の直ぐ傍を電車は走る。生活感に溢れているのがホッとすると同時に親近感を覚える。途中には併用軌道区間があったり、海のすぐ近くを走ったり、「鉄」にはたまらない路線。

  ★紅茶の美味しい店

藤沢駅前からファミリー通りを少し歩いたトコのビルの2階にその店はあった。「ディンブラ」という本格的紅茶専門店。使っている水はかなり吟味しているようで、ほのかに甘味さえ感じた。さすがだ。

ボクはインド式の茶葉をそのままミルクで煮込んだのを飲んだが、ポットに入ったそれは、優に2杯以上はあり、たっぷりと楽しめたのも事実。この店オリジナルのミルクを別売しているあたり、意気込みを感じさせる。感動モノでした。

  ★ここで羽田へ…(泪)

日が少し傾き、風も幾分涼しくなって、楽しかった二日間もやがて終わり。ボク達は一足先に帰途につくコトになり、またの再会を誓って東海道線を横浜へ。えっ?何を大げさな。どうせまた直ぐに来るんだろという声も聞こえそうだが(笑)。

横浜で京急に乗り換え。タッチの差で高砂行き特急を逃すが、待って正解。ボク達の乗った快速特急品川行きは新車の2100系。

この電車、速い、静か、シートも上出来。う〜ん、秀逸!!このままずっと乗っていたいと思った位。実はこの電車、インバータ装置はドイツのジーメンス社製。発車の時に「ピーラリラリラリラリ〜〜〜…」という独特の音を出す。国産の「ひゅい〜ん、ひゅい〜ん…」というのとは全く違う。シートもヨーロッパ製だったはずだ。蒲田でまた乗り換えて羽田空港へ。

そういえば最近全然モノレール乗らなくなった…。

#2ちょいとソニプラを覗いて、では搭乗手続。ん?使用機材変更??…

  ★パンク事件

ゲートは32番。バス出発ということでラウンジへ行くが、案内は5分前に出る隣の広島行きのコトばかり。おかしいなあ。定刻5分前にようやくバスに乗り込むが、どうも様子がヘン。ようやくシップサイドでバスのドアが開いたとたん、

「まだ、シップ(機体)用意出来てないんです!!」

とメカニックがシャウト!何事か??乗客はバスでそのまま待つはめになった。どうやら前便で左メインギアのタイヤが1本パンクしたらしく、交換作業の真っ最中。なかなか終わらない。F−1ならたったの10秒あまりだというのに(笑)。結局乗客全員でその一部始終を見届けて、ようやくボーディング開始。

今回は事故で電車が止まることには遭遇しなかったが、まさか飛行機が止まるとは…とほほ…。

アナウンスも慌しく機体はプッシュバック開始。「機体の整備作業に時間を要し、…」と言っていたが、全てお見通しだ。無事離陸し、座間、松本とお決まりのルートを飛んで小松に無事着陸。小松は進入角度が浅いため、夜間の着陸ではどうしてもタッチダウンが遅れて、2,700mの滑走路をフルに使ってしまう。着いてみると遅れは15分程度まで縮まっていた。

受託手荷物もなく、スンナリと到着。あとはクルマを飛ばして一路帰宅。横浜から2時間55分だった。


今回もずいぶんお世話になりました。そして、お騒がせしました。でも、また遊んで下さい!!

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