やっぱこれでしょう

森さんが
金沢へ
やって来た〜の巻

2000.7.22〜23


『それはまたもや1通のメールから』

7月22日、森さんが突然の金沢来訪。それは「週末って、空いてます??」という1通のメールに始まった。
聞けば名古屋出張の帰りにわざわざ金沢まで足を伸ばそうという話。それも「名古屋と金沢って電車1本じゃないですか」という。確かに電車1本3時間足らずだけど、あの485系クラシックの「しらさぎ」は…という心配をよそに森さんの悪だくみは着々と進行していた。

22日は夕方金沢入りとのこと。前日まで迎撃ポイントの選択にも悩んだが、それもまた楽し。同じ金沢在住のさはりんにも連絡が取れたが、彼女はあいにく22日はボニーピンクのライブということで23日に迎撃。#2のほうは22日の迎撃は可能だけど、23日は仕事とちょっと足並みが揃わなかった。でもボクは両日ともオッケイ。家の掃除をすませた後、ジムで筋トレ、ランニング、エアロビ。その足で夕方6時に森さんを宿泊先で待ち合わせ。

『ペッシュ倫敦屋』

ホテルのロビーで5月ぶりの森さんと再会。そのまま会社帰りの#2を迎えに行き、まずは竪町の「ペッシュ倫敦屋」というイタリア料理の店へ。森さんとボクはたった2ヶ月前(笑)に新橋で逢ったばかりだが、#2は1月のみっちー上京以来半年ぶりということで嬉しそう。でも金沢で森さんと…という違和感もまた良し??(笑)。

そういえば隣のテーブルは合コンだった(笑)。

金沢へ来ました

子羊のソテーがこれまた…

またもや金沢で再会できました

子羊のソテーが美味!!

やはり485系クラシックの「しらさぎ」は森さんにも評判が悪かったようで、この時期なのにさっぱり冷房が効いていなかったらしく、車内の温度計は何と32℃を指していたという(溜息)。その「しらさぎ」の改善なんて話はさっぱり聞こえてこない。もっとも米原-名古屋間はJR東海だから、そちらとJR西日本との歩調も合わせなきゃならないのは判るが、いつまでも放っておくわけにもいくまい。高山線経由だけど、あの下呂オフの「ひだ」を勧めるべきだったか…と反省。

『秋吉 香林坊店』

二次会は香林坊へ移動。逢う前にジムへ行ってきたもんだから、まだおナカのふくれないボクのわがまま(?)で秋吉で焼鳥〜。「せせらぎ通り」をあるいていたら前回一次会の「むら井」もあったが、この日の朝の「旅サラダ」という番組(テレビ朝日)でたまたま紹介されていた。何という偶然な話だろう。

竪町にも秋吉はあるんだけど、香林坊店はいつも店の人の「しゃちょう〜!!」「お嬢ちゃ〜ん!!」なんて掛け声がにぎやかなのでそっちに。でも土曜とあって店の客はまばらで、後ろのテーブルでは観光で金沢へ来たとおぼしき団体が盛りあがっていた。ネイティブ東北弁に感動。

わーい焼鳥…
焼鳥を前にニコニコ顔の森さん(笑)

一次会では合コンらしき集団がいたが、このニ次会にも何やらヘンテコな三人組がいて気になったりしたり(笑)。お開きにはまだ少し早く、ようやく外も涼しくなってきたようで、#2の提案でこの後は犀川の河原で花火と決定!!

『花火の会』

近くのコンビニで花火を調達して犀川まで散歩。途中、片町バス停ではなぜか横浜駅行き高速バスが停まっていた(笑)。でもこのまま森さんを帰すわけにはいくまい。金沢って呑み屋が多いなあと改めて感心しながら河原に降りて、みそじーず花火大会〜〜

花火だー

こりゃあ楽しいな

童心に帰って花火を楽しみ、さらに金沢の夜は更けて、ここいらでお開きに。

ホテルまで森さんを送り、「また明日ねー」

『兼六園散策』

23日は、さはりんを交えて迎撃。10時30分に香林坊109で待ち合わせ…と申し合わせてはいたが、前夜森さんに「バスで来てみる?」と打診してみると全然自信がないという。次回は…オッケイかな(笑)。

真夏の陽射しの中、さはりん到着。おーひさしぶりー。さっそく木陰を求めながら兼六園へと歩く。その兼六園は毎週日曜は県民鑑賞日ということでボクとさはりんはタダ(ただし県民を証明出来るものを持参:当たり前か)。有料だったのは森さんだけー。

噴水でーす
日本最古の噴水の前で

ボクは両親の実家がどちらも兼六園の近くだったので、子供の頃からここは公園だったし、園内は広くて今でもお気に入りコースがいくつもある。でもこの日は暑くて到底全部を回りきれず、要所だけ押さえて竪町の「波」というさはりんおすすめの店で涼をとる。ボクも和菓子食べればよかった。

『近代文学館』

去年春の金沢オフでも行ったが、京極氏直筆サイン本を見に石川県立近代文学館へ。古い建物なのでもしかしたら…と思ったらやっぱり冷房なし。でも室内は外よりも幾分涼しい。不思議だなあ。

改めて展示を見ると、石川県ゆかりの文学者に関するものが多いのは判るが、「戦時中の疎開先だった」とか「親の出身が石川県」などというのも多くて、ちと的を外しているのでは…という感なきにしもあらず。

やっぱり暑かったのとおナカも空いてきたので、ビストロ「たしの木」で名物の海老みそスパゲティを食べようと思ったら店は何故か休み。そこで第1回金沢オフ会場の「風民」で飲茶。五目やきそば美味すぎ。しかし何と言ってもデザートにとった黒い巨大タピオカはストローでミルクごと吸い込まなければならず、実に楽しかった(??)。

『空港へ』

楽しい時間はあっというまに過ぎ、この辺でタイムアウト。ボクのクルマで高速経由、小松空港へ向かう。

帰りの便は16:10発ANA758便。せっかくだしもう少し遅い便にしたら?とは思ったが、羽田から京急/相鉄/小田急と乗り換えて2時間かかるというのではしかたがない。逆にあやうく新幹線に乗り遅れそうになった話で墓穴を掘ったのはボクだった(爆)。
チェックインカウンターにはサミットの影響で受託手荷物もX線検査を行うので仮設のチェッカーが置かれていた。

ボーディング開始のアナウンスで森さんは搭乗待合室へ。「またすぐに来るんでしょ?」とお決まりのセリフを残して。

その後、約束どおり飛んでいくとこを見届けてから金沢へ戻ろうということで、滑走路南端の少し向こうへクルマを走らせ、R/W24エンドのミドルマーカーのすぐ横で搭乗機を見送った。

All Nippon758,cleared for take-off.

All Nippon758,climb and maintain …

また来てねー!!

まもなく離陸いたします

離陸!!

またねーん

またの再会を約束して森さんは帰っていった。なにしろボクが本陣坊で玉子巻を食べ忘れたのを、今でも悔やんでいるのを知っているからだ(笑)。それにこのあいだ「玉電の幻影」で東急世田谷線の話を紹介したばかりなのに、今年度中に全部新車に入れ替わるというし…さくらさんの結婚、みっちー上京もアリ??

さはりんと今度は一般道で金沢へ戻る。結局森さんが羽田につく頃、ボク達も金沢へ。う〜ん、飛行機ってやっぱり速いなあと実感。そしてボクもさはりんも、気持ちが少しだけ(かなりという噂も)東京に傾いていた。