南稜をフォローするOちゃん
「取り合えず、メシ行きやすか〜。」
「行ってみねえと分かんねえっすから・・・」
が口癖だった、Oちゃんは同い年で、どこか憎めないキャラの持ち主でした。
そして彼の口からは、否定的な言葉を聴いたことがないように思います。
G登攀クラブ時代、エベレストを登れずに終えて
(彼は、南峰までは行ったのだけれど)
初めて一緒にロープを結んで登ったのが烏帽子の南稜でした。
クラシックなラインですが、冬登るなら、中央稜よりお奨めでしょうか。
昔ほどではないにせよ、彼は今も時折山に出かけているらしい。
どこかの山で、また飲みたいねえ。