■日時:2003年10月18日〜19日
■メンバー:単独
■コースタイム
10/18(土)
八海山二合目(5:00)〜松のノゾキ(7:05/7:20)〜千本槍小屋(8:05/8:15)〜大日岳(8:55/905)〜五竜岳(9:45/9:50)〜荒山(10:35/→)〜オカメの覗き(11:30/→)〜出雲先(12:15/12:25)〜御月山13:15/13:20)〜祓川(13:25/13:35)〜中ノ岳避難小屋(14:25/14:35)〜中ノ岳山頂(14:40/14:50)〜中ノ岳避難小屋(14:55)
10/19(日)
中ノ岳避難小屋(5:00)〜天狗平(7:10/7:20)〜グシガハナ分岐(8:00/→)〜駒ノ小屋分岐(8:15/→)〜駒ケ岳山頂(8:20/8:35)〜駒ノ小屋分岐(8:40/→)〜駒ノ小屋(8:45/8:55)〜百草の池(9:20/→)〜小倉山(9:50/10:00)〜駒ノ湯(11:40)
■山行メモ
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ノゾキの松 | 白河岳より八ツ峰稜線 | |||
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入道岳より大日岳 | 越後駒ヶ岳 | |||
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荒山付近より中ノ岳 | 出雲先より越後駒ヶ岳 | |||
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中ノ岳避難小屋 | 駒の小屋 |
10/18(土)
ちょっと寝すぎて、遅くなった。今日中に中ノ岳までたどりつけるのだろうかと不安を抱きながら屏風道を登る。祓川での幕営も考えテントも持った。天気はすこぶる良い。この秋の週末としては最高か。鎖場の連続もきついが、久しぶりに全身を動かし良い運動になった。藪っぽい稜線は、高度感もあまりない。鋭い稜線、アンサウンドな岩や陰惨な谷を持つ高峻山岳と比ぶべくもないのだが、体力と運動そのものは西穂稜線に匹敵する。めんどうなので、全面的に鎖に頼って超えて行く。思ったより順調に縦走路を進むが、ヨロヨロヨタヨタ。もうバリエーションには出れないなぁ〜と、つくづく思う。祓川は、まさにこの縦走路のオアシス。たっぷり水を補給。中ノ岳への登山道は日陰となるのか、雪が数センチ残っている。このまま来年まで溶けない雪かもしれないと思いながら歩く。中ノ岳避難小屋は混み合うとこもなく実に快適であった。幸い、テントは要らなかった。今夜は前線通過で荒れる予報あり。夜中、風と雹らしき音をうつらうつら聞く。これ以上雪が付いたらまずい。
10/19(日)
前線通過完了。天気が回復に向かっていることを確認。安心して駒ケ岳に向かう。ここだけは、快適な稜線をイメージしていたが、ヘッドランプで肩までの大笹藪道に閉口。しかも、道はジャブジャブ泥泥。全身びしょ濡れになりながら手間取る。駒ケ岳山頂付近は、どうしても雲がまとわりついて離れない。時間の問題で快晴となるはずと思ったが、待ちきれず下山。なんとか越後三山完走。技術、体力、季節、行程、すべてにわたり限界。充実の縦走であった。