日帰り温泉「さわらびの湯」の目の前のお寺の脇から山道に入ります。
上り始めにはシャガ・キランソウ ・カキドオシ・ホウチャクソウなどが咲いています。

しばらく登って見晴しまで来ると、眼下に名栗湖が見えます。

金毘羅神社跡まではぐんぐん登っていきます。
建物は焼失したまま土台だけが残されています。
周囲の木は建物があった方向が黒く焦げています。

そこから先は、片側が新緑がまぶしい雑木林、反対側が桧林のなだらかな道が続きます。
所々にミツバツツジ・アカヤシオ・チチブドウダン などが咲いています。

小さなアップダウンを繰り返しながら山頂直下はまた急な登り。

東側の展望台（(？)大きな山頂の看板のある見晴らしの良い方）は狭いピークには人があふれそうな状態。
そこからさらに5分ほど行った 1044mの山頂近くでお昼ご飯にしました。
こちらは休んでいる間に2,3人が通りかかるくらいの静かさ（ただし景色はなし）。

下りは、中登坂から名栗湖の湖尻（有間の観光釣場の近く）へ降りる道を歩きました。
この道は私の持っている地図には載っていないのですが、 「名栗ネイチャートレイル」という名前で木の階段や看板が設置された道です。
ただかなり傾斜が急で、登るにしても下りるにしてもそれほど楽な道ではありません。

最後は約 1時間の車道歩き。単調ですが、湖岸の明るい道で、藤の花がたくさん咲いていたので それほどイヤという感じではありませんでした。

花は全体としては少なめ。
アセビがとても多く、新芽の赤い葉がきれいでした。