奥多摩・御前山 (東京 1405m)

(’02/03/24)

  奥多摩三山のひとつ、御前山に行ってきました。
  そろそろカタクリが咲き始めるころかな、と思ったのですが、まだほとんど咲いていませんでした。
  私が発見したのはたったの一輪。完全に当てが外れてしまいました。


9:30 奥多摩湖
10:45 サス沢山
12:20−13:10 山頂
14:00 都民の森入口
15:05 境橋

奥多摩湖のバス停の先に、無料の駐車場があります。
そこに車を停め、道を渡ってダムの上を山に向かいます。

奥多摩湖からサス沢山の道は、最初は急坂です。
その後少し緩やかになりますが、しばらく単調な登りが続きます。 道の両側に時々たわわに花をつけたアセビが登場します。
アブラチャンも咲いていました。

サス沢山の山頂は、奥多摩湖側が伐採されていて、湖の向こうに奥秩父の山々が良く見えます。


奥多摩湖(サス沢山の山頂から)
正面やや左が鹿倉山から大寺山。その左奥が大菩薩。

アセビ
よく見ると真白いものとピンクがかったものがあります
アブラチャン


カタクリの葉
枯葉の間に落ちているように見えます。
持ち上げようとすると地面につながっている・・・。
カタクリの花
開いていたのはこの一輪だけ。



標高 1000mを超えて少し行ったあたりからカタクリの群生地が始まります。
道の両側はカタクリ・カタクリ・カタクリ・・・・、これでもか、というほど
見ることができます(ただし今日のところは葉っぱだけ)。

道中、白いものが空からハラハラと落ちてきました。
最初は何かの花粉の類かな、と思ったのですが服に着いたやつが解けて染み込むんです。
雪だったんですね。
山の上はかなり寒かったです。

帰路は都民の森を通って境橋へ。

都民の森の付近ではヨゴレネコノメ。
ハシリドコロはまだ咲いてはいませんが、覗き込むと葉の奥に紫色のつぼみが隠れているものがありました。
山を下りてからは車道の脇にキケマン・ミミガタテンナンショウ・モミジイチゴ・ スミレなどが咲いていました。

境橋から奥多摩湖まではバスで戻りました。

御前山山頂
霜が解けて地面はぐちゃぐちゃ


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